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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(キャノンAE1)

今日のクラシックカメラ(キャノンAE1)
2002年03月15日

木原和人さんという自然写真家をご存じだろうか。花や自然をマクロ的に切り取る写真家であった。もうだいぶ前に亡くなってしまったが、生前、ネイチャーフォトグラファーという言葉は自分が作ったとよく言っていた。
 彼と動物写真家の久保敬親さんと写真展をやったことがある。その時の題は「心・命・態」。心は木原さん、命は久保さん、態はぼくだ。木原さんがコーディネートした写真展で、彼の写真にない命と生態を撮る写真家に声をかけたのだ。
 写真展よりずっと前のことだが、その木原さんが気に入っていたカメラがこのAE1。当時ぼくのカメラはオリンパス、久保さんは確かニコンだった。写真展に届いた花を前にして、木原さん曰く、ぼくはこんな花だって作品になるんだよといって、マクロレンズに息を吹きかけて曇らせシャッターを押した。
 フクジュソウをバックにAE1を撮影してみた。彼ならどんなフクジュソウの写真を撮るのだろうか。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定

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