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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ1(ライカCL)

今日のクラシックカメラ1(ライカCL)
2001年11月08日

1973年から76年にかけて作られた非常にコンパクトな日本製のライカである。といっても基本設計はライツ社だ。日本で生産を担当したのはミノルタ。ライツとミノルタがお互いに技術供与しあう蜜月時代の産物である。ミノルタからもほぼ同じカメラがライツミノルタCLの名で発売された。その後ミノルタの電子技術を用いたライカRシリーズも開発されることになる。例えばライカR3の基本構造はミノルタXEと同じである。
 CLのマウントはライカMマウント。TTL露出計のcdsセルがシャッター幕の前に位置し、シャッターを切ると跳ね上がって引っ込む構造なので、他のマウントのレンズで後ろ玉が飛び出したスーパーアングロンなどは使えない。ズミクロン40mmとエルマー90mmのCL用のレンズが新たに発売された。これらのレンズは他のライカのレンズ以上にシャープなことで定評がある。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年春出版予定

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