久しぶりにヒメギフチョウのいる谷へ行った。産卵のシーズンも終わりに近い。あちこちで卵を見て、今年も無事産卵を終えたなと一安心した。ヒメギフチョウのような種だとその種にとってよい環境が維持されることが最も重要であるが、限られた産地では採集圧も影響する。幸い、ここに採集社が来ることはなく、来年も無事発生しそうだ。この産地はぼくが見つけたと思うがかっては採集と関係なしに減少し、いなくなるのではと心配したところだから、なんとかずっと発生が続いたらよい名と思う。
写真上は産卵。中はそのチョウが産んだ卵。下は産卵から数日経った卵。このじきウスバサイシンの成長は早く、数日経つと、卵と卵の間隔が広くなる。
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