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海野和男のデジタル昆虫記

あるカマキリの死(東京)

あるカマキリの死(東京)
2000年03月04日

今日新宿区の市谷を歩いていた。新宿通りの歩道を歩いていていて、虫の死骸が落ちていたように思った。いったん通り過ぎたが、すぐに戻って撮影したのがこの写真だ。ハラビロカマキリが踏みつぶされていたのだ。死後1〜2日経っていると思う。去年の秋から今年の1月までは暖かだった。12月の小諸日記を見てもらうとわかるが、12月の半ばにも東京には昆虫が多かった。ハラビロカマキリの仲間は元々熱帯性である。暖かければ年中発生可能な種だと思う。ハラビロカマキリの成虫は飼育すれば3月頃まで生きていることは稀ではない。多分生き残ったカマキリが2月の寒さでじっとしていて何とか生き残り、暖かくなって這い出したところを踏みつぶされたのだと思う。

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