
恋愛経験ほぼゼロから、マッチングアプリによる婚活を始めた角野ブタ煮さん。自身の恋愛・婚活体験談を描いたエッセイ風漫画「恋愛経験ほぼゼロ!の僕がマッチングアプリで幸せを掴むまで」をウォーカープラスで連載中。今回は「奢る奢らない問題!」をお届け。マッチングアプリの期限が迫る中、プロフィール写真が鯛焼きの女性とマッチング。自然と会話が弾んで共通点も多く、初デートにして運命を感じた角野ブタ煮さんだが…。
タイヤキさんとの初デートを楽しく過ごした角野ブタ煮さん。改めて考える「出会い系」と「マッチングアプリ」の違い、そしてデートにおける永遠のテーマ「奢る奢らない問題」について、角野ブタ煮さんに語ってもらった。
■「出会い系」と「マッチングアプリ」、どこが違う?
――アプリで出会うことの抵抗感について、「出会い系」と呼ばれていた頃と「マッチングアプリ」と呼ばれる昨今、どこが異なっていると感じますか?
「出会い系」と「マッチングアプリ」の大きな違いは安全性だと思います。インターネットが普及し始めて「出会い系」と呼ばれていた頃は匿名性が高く、金銭目的や体目的も多いと言われておりました。近頃は身分証の掲示を必須とする運営会社が増え、恋愛や結婚など真剣な出会いを求めるユーザーが増えているように感じます。また、「マッチングアプリ」という名称自体の知名度も上がり、友人や兄弟間でオススメのアプリを教え合うなど…よい意味で敷居が低くなったのではないでしょうか?
――アプリで出会うことに抵抗感を持っている方に対して、ブタ煮さんでしたらどのようにおすすめしますか?
先ほど安全性についてお話ししましたが、一部悪い人がいるのは事実だと思います…。男性の場合、金銭目的や勧誘目的の女性が近づいてくることがありますし、女性の場合、体目的や結婚詐欺の可能性も0ではありません。そのため初対面でお会いするときは、できれば明るい時間帯で、人が多い場所を選ぶのがよいと思います!また、お酒が強くない方は飲まない方が安全です。あとは勧誘や金銭の話が出たら注意するなど…。日常でのリスク回避を念頭に置きながら、マッチングアプリを使用することをおすすめします。
■永遠のテーマ「奢る奢らない問題」
――しばしばネット上で話題になる「奢る奢らない問題」。どのようにお相手のお気持ちを確認していましたか?
「奢る奢らない問題」は本当に難しいですね!僕自身、見栄っ張りなのでお支払いするようにしていたのですが、女性によっては絶対奢ってほしくない割り勘派の方や、最初から奢ってもらうのが前提の方などさまざまでした…。僕の場合、言葉で確認するのも野暮なので、自分から積極的にお会計へ向かい、女性の反応(気持ち)に合わせて動くようにしておりました。具体的には「奢ります」のやりとりをして、押し問答になりそうであれば一部出してもらうようにしておりました。結果的に奢ることが大半でしたが、割り勘派の方も律儀で素晴らしいと思います!
――タイヤキさんの斬新なカウントダウン、当時受けた印象をお聞かせください。
お財布をしまうまでのカウントダウンは衝撃的でしたね(笑)。タイヤキさんが奢ってもらうことに申し訳なさそうな表情をしていたので「あまり男性から奢られ慣れていないのかな?」という印象も受けました。基本的に、女性のほうがデートに準備する化粧品や洋服のお金がかかると思うので奢っているのですが、「ごちそうさまでした!」と元気に言ってもらえたことがうれしかったです!また、お会計を店内で済ませてから外でやりとりができたので、レジ前でモタモタせず男を立てるのが上手だなぁとも感じました。もしかしたら彼女は奢られ慣れていたのかもしれません…(笑)。