
10月21日より、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで使える電子マネーの「nanaco」が「Apple Pay」で利用可能となった。
同日行われたセブン&アイ・ホールディングスのオンライン発表会にて、Appleのウォレットサービス「Apple Pay」に対応する「nanaco」がスタートすることが発表された。「nanaco」カードがなくても、「nanaco」アプリを使い、iPhoneやApple Watchでチャージ・支払い・残高確認などができるようになった。
同社は、「コロナ禍で流通業界にも変化があり、非接触による安心感から電子マネーの決済ができる『nanaco』の利用者も増加しました。『nanaco』カードの発行会員数は、2021年8月時点で約7400万人に。iPhoneやApple Watchにも対応してほしいと、ユーザーからのニーズがありました」と、新サービス開始の経緯を説明。
さらに、「『Apple Pay』の『nanaco』は、セブン-イレブン、イトーヨーカドーをはじめとするセブン&アイグループ各店および、外部加盟店の約80万店でご利用可能で、今後も使える場所が増えていく予定です。生体認証による高度なセキュリティで、これまで以上に安心してお使いただけます」と話していた。
「Apple Pay」の「nanaco」は発行手数料無料で始められ、新しく「nanaco」を始めたい人は、「nanaco」アプリから入会できる。入金は、セブン・カードサービスが発行するセブンカードからのチャージをはじめ、「Apple Pay」に登録されているJCB、Mastercard(R)、アメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードがあれば可能。
また、貯まった「nanaco」ポイントは、「nanaco」アプリですぐに電子マネー(nanaco)に交換できるうえ、セブンマイルもダブルで貯めることができるなど、多くのメリットが用意されている。
※対応端末は、iOS 15がインストールされているiPhone 8以降及びiPhone SE(第2世代)、またはwatchOS 8がインストールされているApple Watch Series 3以降