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30周年のBEGINが名曲エピソードとこれまでの思い出を披露

  • 2020年12月20日
  • 沖縄島ガール

沖縄の音楽シーンを「旅」をテーマにまとめたフリーマガジン「沖縄音楽旅行」の通巻37号が配布されている。

「沖縄音楽旅行」は沖縄県内の音楽シーンで活躍する幸田悟氏がプロデュースするフリーマガジン。幸田氏は自らミュージシャンとしても活動する傍ら、「沖縄音楽旅行」だけでなく、webマガジン「沖縄LOVEweb」のプロデュースをはじめ、沖縄県内の音楽シーンを盛り上げるべくさまざまなシーンで活躍している。

そんな幸田氏の活動の1つである「沖縄音楽旅行」では、県内出身のアーティスト情報はもちろん、インタビュー、沖縄県民が愛する音楽などを紹介している。

巻頭の「100 OKI SONG」は、改めて、県民人気の高い民謡「てぃんさぐぬ花」をピックアップ。優しい琉球音階のメロディーに、沖縄先達の教えが散りばめられた歌詞がのる1曲。

「てぃんさぐぬ花」は鳳仙花(ほうせんか)のこと。鳳仙花の花で爪を染める風習があり、その風習にちなんで、“親の言うことを心に染めなさい”と説く。先祖崇拝が残る沖縄だからこそ、伝わる歌詞が心に響く。

沖縄各地に残る歌碑を探訪する「MUSIC JOURNEY」は、女性2人によるユニット・あかまーみが、南城市の「あかばんた」の歌碑を訪問。

眼下に佐敷の町の風景が広がる「あかばんた」の歌碑のある場所は、まさに絶景で、かつては若い男女の毛遊び(もうあしび)の場所でもあったそう。

「100 OKI INTERVIEW」は、デビュー30周年を迎えた石垣島出身のバンド・BEGINが登場。

3人はこの30年を振り返り、島袋優は初ステージのことを、上地等は2004年のハワイでのイベントのことを、比嘉栄昇は大阪で行われたイベントでの沖縄民謡の大家・登川誠仁氏との思い出と安室奈美恵のラストライブでの共演を、それぞれ回想。

彼らの楽曲でも特に人気の高い「恋しくて」「防波堤で見た景色」「島人ぬ宝」「オジー自慢のオリオンビール」「笑顔のまんま」「海の声」など厳選した10曲をエピソードと共に貴重なコメントを残している。

そして、2020年のコロナ禍の中、3人が 3人とも“チャンス”であると前向きに捉えている。世界中に再び音楽が溢れる時を心待ちにしている様子がひしひしと伝わってくる。

ほか、沖縄民謡歌手である一方、“R∞2(ルーツ)”名義で琉球音階とエレクトロニック・ダンス・ミュージックを融合させた新しい音楽を奏でる仲宗根創と、多くの苦難を乗り越えて11月にアルバム『東京』をリリースしたKOKUUが、それぞれ新作について語っている。

また、HYの連載「HYのいまむん広場」では、仲宗根泉がバンド結成20周年を回想すると共に、コロナ禍で感じた“エンターテインメントでつながること”について思いを綴った。

2020年のコロナ禍から、2021年は“歌のお祝いができますように”という編集長・幸田氏の思いが込められた今回の「沖縄音楽旅行」の表紙。そんな幸田氏の思いを、ページを繰りながらしっかりと受け止めよう。

「沖縄音楽旅行」(Vol.37)
2020年11月15日より配布開始
仕様:サイズA5版(タテ210mm×ヨコ158mm)
ページ:30ページ/カラー:4色
設置店:CDショップ、カフェ、アパレルショップ、ライブハウス、土産品店、リゾートホテル、県外わしたショップなど

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