桜の名所の一つとして知られる中野通りの桜並木(中野区中野4~5、新井1~3付近)の桜に肥料を施すイベント「中野通り さくらのお礼肥え」が5月10日に開催される。主催は「劇団おひさま冒険団」。(中野経済新聞)
(関連フォト)「中野通り さくらのお礼肥え」ポスター
2008(平成20)年、「いつも中野を元気にしてくれている桜に感謝し、また来年もきれいな花を咲かせてもらいたいという願いを込めて」と地域のボランティア「八八会」が始め、途中からボランティアとして参加していた同劇団が、16回目の今回から主催のバトンを引き継ぎ開催する。
「お礼肥え」は、中野駅北口から哲学堂公園(松が丘1)までの約2キロ、約300本の桜と、同園から西に向かう新青梅街道の約1キロ、約100本の桜が対象。参加者が手に肥料を持ちながら、桜一本一本の根元に肥料をまく。たまゆり笑団長は「中野通りでは桜の花がピンクのトンネルを作り、私たちは元気をもらっている。少しでも長く桜が楽しめるよう気持ちを込めて肥料を施したい」と話す。
開催時間は13時~16時30分。小雨決行。参加費500円(ボランティア保険・資機材代、中学生以下無料)。