宗像で地元食材使った「開運あめ」販売 海の民話アニメとの連携も

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「むなかた開運飴(あめ)」の販売が4月26日、宗像市内で始まった。(宗像経済新聞)

 海の道むなかた館内売店「蒼の社」

 宗像市内のコミュニティ運営協議会など22団体で組織する「宗像市世界遺産市民の会」が「宗像らしい土産が少ない」という観光客や地域住民の声を受けて開発した同商品。

 味は、あまおうイチゴ、甘夏、きなこ、ワカメの4種類で、地元食材を使う。パッケージには、一般社団法人「日本昔ばなし協会」と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」が製作した短編アニメーション作品「宗像三女神と沖ノ島」のデザインを採用。パッケージ下のQRコードを読み込むことでアニメーション作品を視聴できる。価格は1袋16個入り=680円。

 同商品の売り上げは、神迎え灯籠イベントや海岸清掃活動、イベントでのパネル展示などを行う同会の活動資金に充てるほか、世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の保存活動、2027年の世界遺産登録10周年に向けた活動費などに充てる。

 宗像市世界遺産課の岡崇さんは「新たな宗像の土産。宗像の景色や海を見ることで心を癒やし、『宗像に来ることで運が開いたら』との思いを込め『開運あめ』と名付けた。宗像に遊びに来た際は手に取ってもらえたら」と呼びかける。

 販売場所は、海の道むなかた(蒼の社)、道の駅むなかた、宗像観光協会(むなたびラボ)、街道の駅赤馬館、宗像漁協大島直売所「さよしま」、大島渡船ターミナル。

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