キャンプでは、ロープを使う場面が数多くあります。基本的なロープワークを覚えると日常生活にも重宝します。これだけ覚えたら大丈夫なロープワークをマスターしましょう。
1.すばやく結べる
2.使用中にほどけない
3.ほどくとき、ほどきやすい
1.ロープにコブを作る
2.ロープを物体に結ぶ
3.ロープに輪を作る
4.ロープとロープを結ぶ
1.ロープにコブを作る
・オーバーハンド・ノット(とめ結び)
・フィギュア・エイト・ノット(8の字結び)
2.ロープを物体に結ぶ
・クローブ・ヒッチ(巻き結び)
立ち木に結ぶ
輪を作る結び方
・トートライン・ヒッチ(自在結び)
結び目をスライドさせることで、ロープをぴんと張ったりゆるめたりすることができます。テントやタープの張り綱を結ぶときに用いられます。
3.ロープに輪を作る
・ボーライン(もやい結び)
すばやく結べ、強度が高く、固く締まっても簡単に解けることから「キング・オブ・ノット」と呼ばれています。
・ダブル・フィギュア・エイト・ノット(二重8の字結び)
ロープの途中に輪を作る
●ロープワークはこんな場面で活躍します
ロープワークを覚えると、アウトドアでの生活がとっても豊かになります。震災が起こったときにも役立ちます。習うより、慣れろ!の気持ちでまずは挑戦してみましょう。
(2006.9.7更新)
著者プロフィール
野口 和行 (のぐちかずゆき)
慶應義塾大学体育研究所講師
日本キャンプ協会指導者養成委員
春から冬まで野外で活躍するアウトドアインストラクター。小さな子から高齢者まで誰からも愛されるキャラクターでキャンプの楽しみを全国に伝えている。