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第12回 RODYと一緒に楽しくヨガ遊び…子どもの発達にあわせたヨガを

  • 2013年2月22日

子どもの心を惹きつけるロディとヨガの運命的な出会い

RODYと一緒に楽しくヨガ遊び…子どもの発達にあわせたヨガを  ロディヨガの魅力は、何と言ってもカラフルでかわいいロディが子どもたちの心を釘付けにすることです。イタリアンカラーのロディは、そのかわいらしさだけでなく、バランスボールとしての機能を持ち、子どもの身体をしなやかに支えるバランストレーニング用玩具でもあります。ロディは、子どもにとって最高の「プロップ(道具)」でもあります。
 ロディに正しく座るだけでも、子どものバランスを育むことができ、ヨガをする上では大切なアライメントを整えるのに役立ちます。大人と子どもでは、特に手足の長さや、頭部と体全体の比率が違います。通常のヨガのポースをとろうとしても、子どもにとっては、身体的な特徴から手が床に届かなかったり、腰を安定させた状態を維持することを理解するのが難しいこともあります。そんな時に、ロディがプロップとして子どもたちの身体を適切に支えてくれるのです。

RODYと一緒に楽しくヨガ遊び…子どもの発達にあわせたヨガを  右・左、前・後ろ、など左右上下前後の立体的な空間を把握する能力(空間認知能力)が身に付いていない年齢の子どもにも、ロディがあればロディの耳や尻尾、背中や顔など身体の部位を使って方向を指示することで子どもにも理解しやすい指導を行うこともできます。

 ロディは、まさにRODY YOGAのために生まれたのではないかと思うほど、運命的な出会い。実は世界中で愛されるロディが誕生して今年で29年になるのですが、私の開発したRODY YOGAが世界で初めてロディを使ったトレーニング・ボディワークなのです。
 子どもにも分かりやすい指導で、楽しくヨガに取り組むことができるようになるのは一番の魅力と言えるでしょう。特に幼児期の子どもにとって学習や発見は「楽しさ」や「遊び」の中から生まれます。


ロディヨガをやってみよう!

身体のパーツを覚えよう

身体のパーツを覚えよう 【How to】
 ロディの後ろに座ります。先生の合図でロディのお耳やお顔、背中やお腹、みんなのお尻やお耳にタッチ!「みんなの右手はどっちかな?」「右手で、ロディのお鼻、左手で、ロディの尻尾!」などと言って楽しくリズミカルに進めます。
【効果】
 前後左右などの理解が難しい子どもでも、ロディの身体にふれて部位を覚えることで、その後に続くロディヨガのポーズが理解しやすくなる。またゲーム感覚で、動物の身体を理解し、自分のからだとの違いや同じところを知り、身体の部位や左右や前後を理解することへとつながる。
【禁忌】
 子どもの目など、勢いよくさわると危険なところを教えてあげましょう。そしてやさしい触れ方や乱暴な触れ方の違いが分かるように、みんなが楽しく心地よいコミュニケーションを図れるように指導する。

RODY にのる

RODY にのる 【How to】
 ロディにまたがり両足をしっかり床につけ、坐骨をたてて腰をまっすぐに引き上げるようにして座ります。そのまま身体の中心を貫くラインを意識してジャンプします。その場でのジャンプに慣れたら、前に進んだり、後ろに進んだりしてみましょう。後ろに進むときに、転びやすいので注意が必要です。歌を歌いながらリズムに合わせて行うとよいでしょう。
【効果】
 身体の中心軸の意識を高める練習になる。姿勢の調整、バランス感覚を高める効果がある。ボディセンスを高める。軸を感じる運動を行うと「快」の刺激が脳へと伝わり、楽しい気持ちになったりストレスケアになる。子どもが自然と笑顔になる。
【禁忌】
 ジャンプしながら移動する時は、お友達同士がぶつかったり転んだりしないようによく観察してあげましょう。転ぶことを抑止するだけでなく、子ども自身が上手な転び方を身につけることも大切です。監督者は、床面が危険でないかをよく留意して行うようにしましょう。

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