生徒を指導するヨガ・マスターのリッチー・ジャイ ボールダー在住のヨガ・マスターの一人、リッチー・ジャイは、「ヨガは、ライフスタイルであり、ヨガの練習は、鏡のように自分を映し出す」と言います。彼は、「自分がヨガマットの上で体験している感覚や思考は、日常生活でもそれに似た体験をしている。だからこそヨガの練習が自己鍛錬や自己探索に繋がっている。そしてヨガの練習は、生活のバランス、愛、集中力、生命との繋がり、呼吸法、自分を見つめることを教えてくれる。自分を含め、私たちヨガを学ぶ生徒たちは、ヨガの練習を通して、自分をありのままに受け入れることや、自分と繋がること、そして内面の静寂を学ぶだろう」と言っています。
さらに、リッチーは「だからこそヨガの練習以外の日常でも、ヨガの練習と同じように、生活のバランス、愛、集中力、生命との繋がり、呼吸の仕方や、自分を見つめながら生きることを選び、ひいては自分が口にするものに注意を払い、自分がサポートするビジネスに関してや自然への配慮など、持続的な社会生活を心がけて生きることを選ぶ」と言っています。
また、ヨガ・インストラクターのリサ・フィヤラーもリッチー・ジャイと同様に、「ヨガは自分のライフスタイル」だと言います。彼女は「ヨガから学ぶ、自分との深い繋がりは、自分と世界や自然との繋がりに広がる」と言い、ヨガをスタンドアップパドルボードの上で行うクラスを開いたり、ヨガの精神を持って、バイクに乗ることをテーマに、ハーレー・ダービッドソンの上でヨガを行ったりします。彼女は「自分は、ヨガから心の平静や幸福感、そして自然と調和することを学んだ。だから、その同様の感覚を、日常生活はもちろんのこと、水上やバイクの上でも実行する。水上やバイクの上での味わう感覚は、まさに自分と自然との一体感」だと言っていました。
リサ・フィヤラーのスタンドアップパドルボード
ハーレー・ダービッドソンでヨガをするリサ・フィヤラー リサのスタンドアップパドルボードやハーレー・ダービッドソン上でのヨガの練習からも分かるように、ボールダーのヨガコミュニティーはとても進化しています。それはヨガをライフスタイルとして楽しむボールダー人は、ヨガはどこででも行うことができると考えているからです。
リサは、ボールダー・レゼボアと呼ばれている人工湖でスタンドアップパドルボードを使ったヨガクラスを夏の間開催しています。ボールダーで行われるヨガのクラスやイベントは、ヨガのスタジオ内だけでなく様々なところで行われます。山を背景に屋外でのヨガのワークショップはもちろんのこと、バーの屋上やボールダーの地ビールのブルワリーでのイベントなど、様々なヨガのクラスがいろいろな所で行われています。このようなイベントやクラスが日々行われているということからも、ボールダーでヨガがいかに受け入れられているか簡単に想像がつくのではないでしょうか。
リッチーやリサだけでなく、ヨガをライフスタイルととらえて練習をしているボールダー人たちは、環境問題を真剣に考えたり、持続的な社会生活を心がけ、健康志向が強く、まさにLOHAS的ライフスタイルを謳歌し、意識的な選択を心がけて生活しています。