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LOHASの聖地で日本を感じる!
植松さんは、今年3月にLOHASアカデミーのボールダー研修にも参加。その時ヨガを行ったスタジオでは、マンツーマンでトレーニングの指導を行ったり、ピラティスの指導をしたり、鍼灸・ロルフィング・ジンシンなどのマッサージを受けることもでき、スポーツ施設と代替医療がコラボレーションされた新しいスタイルであり、感激したそうです。また、ジンシンとは、日本人が創設者で、その技法がアメリカに渡り広まった療法で、日本であまりなじみのない療法ですが、ボールダーでジンシンの施術も受けたそうです。脈診で気の流れを見ながら、経穴(つぼ)に指を軽くあて、気を流す療法です。指圧と違い、押したりもんだりすることはなく、非常にソフトな療法です。セラピストは30代くらいの女性でアメリカのセラピスト養成学校で学んだそうです。
瞑想をする部屋/ ボールダーのチベット仏教センター
マクロビオティックもそうですが、日本の技術がアメリカに渡り、受け入れられ、発展し日本に逆輸入されることが多いのではないかと感じたそうです。「その他、様々なところで日本の伝統的なものに触れ、チベット仏教のセンターで瞑想を教えていただいたときも、指導された先生は日本で禅を勉強しており、日本の文化をとても尊敬されていました。ボールダーを訪れて改めて日本の文化・技術の偉大さを再認識することができました。」と植松さん。
八ヶ岳をLOHASの聖地に
植松さんは現在、自然との共生共存をコンセプトに家族とともに八ヶ岳南麓にて生活しています。治療には自然環境を生かし、森林療法や温泉療法、気功を取り入れた滞在型の療養プログラムなども行っています。
また、奥様とともに、マクロビオティックの料理教室・ショップ・カフェを経営されており、さらに自然農・地域通貨・代替エネルギーにかかわる活動も行っています。まさにLOHAS!
ウエマツ自然医療センター
八ヶ岳周辺には、LOHASな個人や企業がたくさん集まっています。 マクロビオティックの日本の聖地と呼ばれる、KIJ(クシ インスティテュート オブ ジャパン)や環境教育で有名なKeep協会もこの八ヶ岳南麓にあり、LOHASを発信するには最適な場所であると語る植松さん。
現在、LOHASコンシェルジェとして、このようなLOHASな個人や企業・協会などを有機的に結びつけ、地域の農業・環境・観光などの活性化と情報発信を行い、八ヶ岳南麓をLOHASの聖地とするための活動も続けています。