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Vol.05 地球という大きなGAIAを意識して…
LOHASコンシェルジェ 鳥居 美百子さん

  • 2007年6月1日

LOHASコンシェルジェ 鳥居美百子さん

安心して自転車に乗れる環境に…

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 サイクリング中に喉が渇いたので、たまたま立ち寄ったショップでIZZEのジュースが売っていたので買って飲んでみると、「おいしい!!」サイクリングなどの運動の合間のIZZEは格別においしく感じました。IZZE 社はLOHAS な企業経営で今回、視察した新しい自然飲料会社です。セミナールームで飲んだ時のIZZEは「む?微炭酸なファンタグレープ」という感じで、「これはおいしいぞ」というような感動は覚えなかったのですが、汗をかいた後のIZZEは最高でした。さっぱりとした飲み心地でパッケージデザインが目を引きます。
 コロラド大学周辺までもサイクリングしました。コロラド大学の校舎はとてもきれいで、広い敷地には自転車用の道やパーキングが設けられおり、自転車で移動する生徒が多いのではないかと思われました。春休みのため生徒が少なかったです。美しいキャンパスでした。

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 ボールダー市を見て思ったことは、私の住むつくば市も、皆が快適にバスに乗れ、自転車にも安心して乗れる環境になればよいと思いました。
 つくば市では昨年、やっとつくばエクスプレスが開通したものの、まだまだ駅までのアクセスが大変不便で、一人一台車がないと大変不便な街です。ほとんどの家が駅から歩けない距離にあるにもかかわらず、都心のようにバスが街の中を張りめぐっていなく本数も少ないのが現状です。
 何度かバスに乗ったり、自転車にも乗りましたが、どちらも大変不安がともない心地よくありません。バス停は寒々しく無機質で、ベンチもなく時速80kmくらいで車が走行する6車線道路にポツンとバス停があり、バス停で待つ人もほとんどいません。運転マナーが悪いのと、かなりスピードを出していて事故につながることもしばしばで、自転車に乗った場合は車を優先させることが多いです。つくば市に引っ越してきてショッキングな出来事のひとつです。
 ボールダーは、自転車用の遊歩道や自転車の駐輪スペース、バス停の工夫、ベンチや雨よけ、バスのデザインが洗練され都市景観などが考慮されていることなど素晴らしく感じました。特に自転車をバスに乗せて一緒に移動できることは、行動半径が広がっていいですね。

ボールダー共和国「ボールダーは見えない壁で守られている。」

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 ボールダーの街の中心部であるパールストリートまでの道のりがきちんと設計・整備されているせいか土日には市民がパールストリートにくりだし、お祭りのように賑やかで、数日、私達が見たパールストリートとは思えないような活気がありました。市民が町に親しみ愛していることがわかる憩いの休日の風景でした。セミナーでフランク・ランピ先生がいっていた「ボールダー共和国という例えが有るほど、ボールダーは見えない壁で守られていて、一歩外へ出ると現実世界が待ち受けている」といっていたのが実感できます。

 天気もよく青空が広がりはじめたせいもあるかもしれませんが、サイクリング・ジョギングする人々も多く見られるようになり、それぞれの健康的なライフスタイルがあるのだと感じました。延泊したおかげで様々なボールダーの顔を見ることができました。

 3月ということもあり、ファーマーズマーケットも開催してなく、コロラドの春野菜はほとんど食べることが出来ませんでしたが、素人ながら野菜を作っている私としては、もっと暖かい時期に農場などの見学もしてみたいと思いました。
 しかし訪れた地元のスーパーWild OatsやWhole Foods Marketはディスプレイがきれいで、商品の陳列にすごく心配りがあると感じました。彩り豊かで購買意欲がわき、興味深い商品群が多かったです。野菜好きの私としては、色とりどりの様々な野菜や珍しい野菜に目が釘付けでした。

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 自分で調理してみたいと思う食品・食材の種類が多くまたすきな量だけ買えることなど、陳列の仕方が美しいだけでなく利用者の利便をよく考えていると感じました。。DELIなどの簡易に食べられる食材も多く、食欲がわいてきました。玄米のお寿司があったのには感動し数回購入。サラダバーは穀物・野菜を使ったものが多くとても気に入りました。個人的には生野菜より温野菜を頂きたいですがグリルした野菜などもあり、うれしかったです。何時間いても楽しめるフードマーケットでした。

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