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Vol.14 大野 善啓さん
健康なカラダづくりを広めたい!

  • 2008年10月9日

マスターズ陸上に挑戦!

マスターズ陸上にやり投で参加の大野さん
マスターズ陸上にやり投で参加の大野さん
 「マスターズ陸上」ってご存じですか。マスターズ陸上は、男性35歳、女性30歳以上から出場でき、5歳刻みの年齢別で競う陸上競技の全国大会です。2007年10月、第28回全日本マスターズ陸上選手権大会が下関で開催され、全国から約1,200名のアスリートが集いました。
 そのマスターズ陸上に昨年初めてに参加した大野さん。高校時代の国体や大学時代の全日本学生選手権(やり投)で優勝した経験もありますが、競技に出場するのは38年ぶりで「イメージどおりにはいかなかった」という。
 今年の全日本マスターズ陸上は宮崎開催ということで、宮崎県東国原知事も5000メートルに出場予定とか…。大野さんは「今年は日程的に都合がつかず、国立競技場で開催される東京選手権にだけ参加する予定です」と、今後も参加意欲が高まっているようです。

 その後「おかげさまで優勝できました」と連絡いただきました。

 最近では、東京マラソンをはじめ、マラソンに参加する市民ランナーも増えています。コーチもいない市民ランナーの場合、フォームには無頓着か、多少の意識はあっても自己流で走っている方が多いようです。他のスポーツもそうですが、フォームはおろそかにできません。ランニングも合理性のないフォームですと、速くあるいは楽に走れないだけでなく、故障につながります。

 女性に見られる特徴的な走り方で、着地の際のつま先が進行方向に対して内側を向いている人がいます。このような着地方法を行っていると、常に膝には捻じれの力が加わることとなり、膝障害を招きかねません。進行方向へ向けて、真っ直ぐにつま先を着地することが基本です。
 新しいシューズに交換したときの練習時や、上り坂の多い場所でトレーニングを行う際などには、十分にアキレス腱のストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めておくことが、アキレス腱障害の予防につながります。


健康なカラダづくりを広めたい

自宅の庭で、親子でトレーニング!?
自宅の庭で、親子でトレーニング!?
 大野さん自身が日常のトレーニングで気をつけていることは、
(1)十分なウォーミングアップ…筋肉をほぐしてケガのリスクを減らします。
(2)柔軟性ストレッチ…毎日行うことで筋肉の柔軟性が高まります。
(3)合理的な技術の習得(後輩には技術習得時の体の姿勢を指導)
(4)練習後のクールダウン…運動時にできる疲労物質の一つである筋肉中の乳酸の除去を促進する効果があり、疲労回復を速めることができます。
(5)食事バランス…栄養のバランスがスポーツに適した体のバランスを作ります。

 大野さんの本来の夢は、「大野流スポーツジムを持つこと」だったそうです。スポーツ選手が腰痛を経験する、その大半が、無理なトレーニングや準備運動不足が原因となっているのが現実です。腰痛予防は、筋力強化とストレッチが有効だそうです。
 現在、大野さんの接骨院では、単に治療だけでなく、怪我の再発予防のアドバイスはもちろんのこと、その人に適した運動の“トレーニングメニューの作成”や、運動経験の少ない高齢者向け“アンチエイジング健康体操”指導などもしてくれるという。健康なカラダづくりを広めたいという思いがあるようです。



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