朝ご飯にもぴったりな米粉のおやつ / (C)リケコ、広瀬貴子/KADOKAWA
1分半で作るマグケーキなど、おいしくて体にやさしいパンと米粉おやつのレシピがInstagramで大人気のリケコさん。
「パンやお菓子作りは、時間に余裕がある人がするもの」とイメージしがちですが、リケコさんのレシピは、どれも混ぜるだけ、袋でもむだけ、発酵は寝ている間に冷蔵庫におまかせするだけ。しかも身近な材料で作れて洗い物は最小限と、家で気軽に手作りできる工夫がいっぱいなんです。
手間なく作れて栄養たっぷりの“朝ごパン”と、油や砂糖が控えめで罪悪感なく食べられる米粉おやつ、早速作ってみませんか。
ゆで卵と作る かぼちゃ蒸しパン
かぼちゃ蒸しパン / (C)リケコ、広瀬貴子/KADOKAWA
朝ご飯に作ることが多い、かぼちゃ蒸しパン。理由は、フライパンの空いたスペースで一緒にゆで卵が作れるから。しっとりやわらか、小さい子どもでも食べやすい味わいです。
■材料(15×15×高さ6cmの耐熱容器1個分)
かぼちゃ(皮とワタを取る)…60g
A 卵…1個
砂糖…20g
無調整豆乳(または牛乳)…50g
米粉…60g
ベーキングパウダー…5g
※米粉は商品により吸水率が異なります。このレシピでは共立食品の「米の粉」を使用しています。
■準備
・ かぼちゃは皮とワタを取る。
・ 耐熱容器にオーブンシートを敷く。
■作り方
生地を作る
1.かぼちゃはラップで包み、電子レンジ(600w)で約2分やわらかくなるまで加熱する。
2.直径15cm以上のやや深めのフライパンに水を深さ3cmほど入れて火にかける。
3.ボウルに1を入れてフォークでつぶし、ペースト状にする。Aを加えて泡立て器でよく混ぜる。
4.3に豆乳、米粉を順に加え、その都度混ぜる。粉けがなくなったらベーキングパウダーを加えてさっと混ぜる。
生地を蒸す
5.準備した耐熱容器に4を流し入れる。
6.蒸気が立ち上がった2のフライパンに5を入れ、ふたをして中火で10~15分蒸す(Point 1.2)。竹串を刺し、生地がつく場合は火が通るまで蒸す。
Point 1
水滴が落ちると生地がペタッとしてしまうので、大きめのふきんなどでふたを包んで防止。ふきんの端は上でしっかり結んで。 / (C)リケコ、広瀬貴子/KADOKAWA
水滴が落ちると生地がペタッとしてしまうので、大きめのふきんなどでふたを包んで防止。引火しないよう、ふきんの端は上でしっかり結んで。
Point 2
蒸しはじめたら容器とフライパンの間に卵を入れれば、一緒にゆで卵が作れて便利! / (C)リケコ、広瀬貴子/KADOKAWA
蒸しはじめたら、容器とフライパンの間に卵を入れて。ゆで加減はお好みで。10分弱で取り出せば半熟になります。
レシピを参考にするときは
・ 卵は指定以外Mサイズ(正味約50g)を使用。
・ 電子レンジは600wを基準にしています。500wの場合は加熱時間を1.2倍にするなど、お使いの機器に合わせて適宜調整してください。
・ 加熱機器はガスコンロを使用しています。IH調理器などの場合は、調理機器の表示を参考にしてください。
※本記事はリケコ著の書籍『身体にいいものだけ! すぐ作れる朝ごパン、米粉おやつ』から一部抜粋・編集しました。
著=リケコ、撮影=広瀬貴子/『身体にいいものだけ! すぐ作れる朝ごパン、米粉おやつ』