近づく父の退院日。お金が厳しくなることを察し、節約を考える姉妹/家族を忘れた父親との23年間(8)

  • 2025年2月17日
  • レタスクラブニュース
食費は減らせるかな?
食費は減らせるかな? / (C)吉田いらこ/KADOKAWA



記憶を失った父とどう向き合うべきだった?
脳に障害を負った父親を支える家族の葛藤。

1996年夏。高校1年生のエミさんは、サラリーマンの父、専業主婦の母、中学2年生の妹と平穏に暮らしていました。しかしある日、父・ヒロシは脳にできた腫瘍が破裂した影響で、半身まひや失語症の障害を負ってしまいます。さらに記憶能力が大幅に欠如し、家族の顔さえ分からなくなっていくのでした。

突然の事態に戸惑いながらも回復を信じ父親を支える家族たちは、一緒に暮らすにつれて徐々に厳しい現実を突きつけられていきます。思春期、就職、結婚、出産と、人生のステージが進むにつれ、エミさんは「父とどう向き合うべきなのか」に葛藤が生まれていき…。

胸をえぐる実話のエピソードをお送りします。

※本記事は吉田いらこ著の書籍『家族を忘れた父親との23年間』から一部抜粋・編集しました。





登場人物
登場人物 / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

近く退院

もうすぐ退院するからさ
もうすぐ退院するからさ / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

ご飯食べに行こうか
ご飯食べに行こうか / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

多分もう こういうことはできなくなると思うからね
多分もう こういうことはできなくなると思うからね / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

お金って大丈夫なのかな
お金って大丈夫なのかな / (C)吉田いらこ/KADOKAWA




気にしなくていいよ
気にしなくていいよ / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

どうやって節約するか考えよう
どうやって節約するか考えよう / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

これからは頑張らなきゃ
これからは頑張らなきゃ / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

まだまだ私は現実が見えていなかった
まだまだ私は現実が見えていなかった / (C)吉田いらこ/KADOKAWA



著=吉田いらこ/『家族を忘れた父親との23年間』







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