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食べこぼし汚れに効く洗剤って何? 大掃除前に覚えておきたい「汚れ落としの法則」

  • 2022年11月25日
  • レタスクラブニュース


来たる年末に向けて、家の掃除を少しずつ...と考えている方も多いのでは? そこでおさらいしておきたいのが、汚れにきく洗剤の選び方や使い方。キッチンの油汚れ、お風呂の石けんかす...汚れの種類によって、使うべき洗剤は違うんです。

「汚れタイプ別洗剤の使い方」今回は、汚れの種類別洗剤の選び方と、汚れ落としの基本をご紹介します。

汚れ落としの法則は、適した洗剤+温度+時間+物理的な力。この組み合わせがとても大事ですよ!

*  *  *

その汚れは何性? 汚れの種類別洗剤の選び方


■「酸性の汚れ」にきく洗剤
汚れの種類:油汚れ、皮脂、湯あか、食べこぼし、口紅、ファンデーションなど

▶︎弱アルカリ性洗剤
・酸素系漂白剤〈過炭酸ナトリウム〉(粉末)
・還元型漂白剤〈二酸化チオ尿素〉
・重曹〈炭酸水素ナトリウム〉
・セスキ炭酸ソーダ
・純石けん

*pH値が8を超えるもので、酸性の汚れである油汚れや焦げつき汚れに有効。手肌への影響が少ない弱アルカリ性が汎用性が高い。


■「中性の汚れ」にきく洗剤
汚れの種類:さまざまな汚れが混ざっているもの

▶︎中性洗剤
油汚れや水あかなど、性質の異なる汚れが混ざった、軽い汚れに幅広く使える。食器用洗剤や住居用洗剤に多い。

*pH 値が6以上8以下。


■「アルカリ性の汚れ」にきく洗剤
汚れの種類:水あか、石けんかす、カルキ、尿石など

▶︎弱酸性洗剤
・酸素系漂白剤〈過酸化水素〉(液体)

▶︎酸性洗剤
・クエン酸
・塩酸

*pH値が6未満で、水あかなどアルカリ性の汚れを中和。アンモニア臭などアルカリ性の臭い消しの効果もある。


汚れを効果的に落とす! 温度、時間、物理的力のコツ



■温度
油汚れは、温度が高いほど溶けて落ちやすくなる。水よりもお湯で洗うことで効果がアップ。ただし、血液など、たんぱく質汚れは温度が高いと汚れが落ちにくくなるので注意。

★ぬるま湯:約40℃......ガス台まわりなど、飛び散った油の汚れを洗い落とすのに最適。
★熱湯:60℃以上......換気扇の中など、長い時間をかけて蓄積した汚れに。やけどに注意して。


■時間
時間を味方につけて、つけ置きすることで、汚れを落とす方法も。1度で落としきれない頑固な汚れでも、何度か繰り返しつけ置くことで、落とせる場合もある。

★落ちにくい汚れ......15分つけ置きが目安
★さらに落ちにくい頑固な汚れ......2時間が目安


■物理的な力
こする、へらなどでこそげ落とす、拭く、また研磨剤で磨くのも、汚れを落とすのに必要な力。素材を傷めないように、汚れに合わせて適切な方法を。
【汚れ落としに便利なアイテム】へら・スポンジ・ブラシ類・研磨剤入りクレンザー など

NGの組み合わせも! 覚えておきたい洗剤使いの注意点

■酸性、塩素系の洗剤を同時に使うのは絶対にNG
塩素系の洗剤と酸性の洗剤を一緒に使うと、有毒な塩素ガスが発生し、非常に危険です。同じ場所で使う際は水でよく洗い流し、1日以上時間を空けましょう。

■漂白剤は汚れを落とすのではなく、色素を分解する薬品と心得て、適所に使用を!
次亜塩素酸ナトリウムや過炭酸ナトリウムなど、酸化剤を主成分とした漂白剤は色素を分解する働きがあり、還元型漂白剤は布類の黄ばみなどを漂白。

■消毒用エタノール (除菌・消毒スプレー) は菌を減らし、衛生を保つもの
消毒用エタノールは洗剤ではなく「有機溶剤」と呼ばれる液体ですが、水溶性と脂溶性、どちらの汚れも溶かす性質があり、除菌・消臭効果もあります。

*  *  *

いかがでしたか? なかなか落ちないから...とあきらめかけていたガンコな汚れも、洗剤の種類や温度、時間などが間違っていたのかもしれません。
適切な「汚れ落としの法則」で、今年こそしっかり落としましょう!

監修/藤原千秋 撮影/合田和弘 イラスト/イオクサツキ 編集協力/田中理恵
 

【レタスクラブ編集部】

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