こんにちは。家事コツ研究室のHです。食材を茹でる時、お湯をたっぷり沸かすのは、意外と時間がかかりませんか? ガス代も気になるところです。そこで今回は、少量のお湯で食材を茹でる「時短茹で」に挑戦!いつもたっぷりのお湯で茹でている、ゆで卵・ほうれん草・パスタで試していきたいと思います!
ゆで卵は、時短茹ですると、茹で時間3分、放置時間5分で、出来てしまうとのこと。いつものやり方だったら、お湯を沸かすだけでそのくらいかかりそう…。
早速、試していきます♪
【材料】
・ゆで卵…1~6個くらい
・水…鍋底から2cm程度
お湯を沸かすのに使う水は、鍋の底から2cmだけ。これだけで、湯沸かし時間をいつもよりぐっと短縮できそうです。
火にかけてから、たったの1分半でお湯が沸きました! とにかく早くお湯が沸くことが、せっかちなHにとってはうれしい!卵を割れないようにそっと鍋に入れたら、蓋をして、そのまま3分茹でていきます。
黄身がかたよってしまうのを防ぐため、たま~にフライパンを傾けて、卵を中で転がしました。
蓋はなるべく開けない方がいいようなのでご注意を。
3分後、火を止めたら、そのまま5分置きます。蓋さえ開けなければ、コンロから降ろしても問題なし。
ゆで卵作りでコンロを長時間占領! なんてこともないので、夕食準備などコンロをたくさん使用する時にも助かります◎。
5分置いたら、あっという間にゆで卵の出来上がり。いつも通り冷水に浸せば、するっと殻もむけました◎。
あんなに少しのお湯で茹でたのに、中までしっかりと茹で上がっています!
最後の放置時間を調節すれば、半熟や固ゆでなど、お好みの固さのゆで卵を作ることができるようですよ。
ほうれん草は、少量のお湯でゆでた場合、茹で時間2分との情報。こちらもあっという間にできそうですね!
【材料】
・ほうれん草…1~4株くらい
・水…200ml
フライパンに水を沸かします。小さめのフライパンなら、150mlくらいでも大丈夫みたいですよ~。
1分程度で、あっという間に沸騰。
いつもさっと茹でるだけのほうれん草に、たっぷりのお湯を沸かすのは、もったいないなぁ~と思っていたんですよね。
ほうれん草を、沸騰したお湯に投入。そのまま1分茹で、裏返してさらに1分。
火を止める直前はこんな感じ。全体的にしんなりしていて、まんべんなく茹で上がっています◎。
あとはいつも通り、水にさらしてアク抜きをし、水を切れば完成。固すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい茹で具合のほうれん草に仕上がりました。
少量のお湯で茹で上げるので、栄養も逃げずにしっかり残っていそうです♪
なんとパスタも「時短茹で」ができるよう!表記時間の半分茹でて、残り時間は余熱で調理していくという方法です。
いつもなら、お湯を沸かすのも茹でるのも時間のかかるパスタ。どのような仕上がりになるのか楽しみです!
【材料】
・パスタ…1人前
・水…500ml ※パスタ2人前の場合は800ml
早速、お湯を沸かしていきます。パスタを茹でるのに必要なお湯も、500mlといつもよりかなり少なめ。湯沸かし時間はたったの2分半。お湯が沸くまでの待ち時間が少ないのは、やっぱりうれしい~!
パスタを投入。フライパンなので、すぐにパスタ全体がお湯にひたります。火にかける時間は、なんと、表記時間の半分でOKとのこと。今回は、7分茹でのパスタを使用するので、3分半茹でていきます。
固まらないようにほぐしながら、3分半茹でたら、火を止めます。そして、蓋をしたまま残り時間の3分半放置。
放置後のパスタはこんな感じ。少しまだ堅かったので、さらに1分ほど蓋をして放置しました。
放置完了後、お湯を切ったら、おいしそうなパスタのできあがりです~! 放置時間を1分延長したら、ちょうどいい具合に茹で上がりました◎。
パスタの種類によって、仕上がりに多少の違いが出てきそうなので、調節しながら試すのがよさそうです。
「時短茹で」はたっぷりお湯を沸かす必要がないので、いつもよりぐんと、茹でるのにかかる時間が短くなるのが、何よりもうれしい!
ブロッコリーなど、ほかにも少量のお湯で茹でられるものは、まだまだたくさんありそうなので、もっと色々な食材で「時短茹で」を試していきたいと思います。
撮影・文/杉野 花 ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。