指がむくむと、指輪が抜けづらくなるときありますよね。結婚指輪など長期間指輪を着用していると、いつの間にか抜けなくなってしまっていることもあるかもしれません。取れなくなると慌ててしまいますが、指を痛めてしまう可能性もあるため無理に引っ張るのはNG。では、一体どのようにして外せば良いのでしょうか。今回は、指輪がきつくなってしまったときの外し方をご紹介します。
まずは指輪の上手な外し方からチェック。
指輪を下から押し、指輪上部に指との隙間ができるようにして、関節部分まで指輪を動かします。
関節まで来たら、左右に動かして外せるか試してみましょう。焦らず、指輪をゆっくり動かすことで、意外と簡単に外れることもあります。
もし指がむくんでいる場合は、手を前に真っすぐ伸ばして、ゆっくりグー・パーの動きを繰り返したり、バンザイをして腕を軽く振ってみてください。むくみが解消されて指輪が外しやすくなることもあります。
一番手軽にできるのが、石けんやハンドクリームを使った方法。まずは指全体&指輪に、石けんやハンドクリームを塗り、滑るようになじませます。
ぬるぬると滑りが良くなったら、指輪を上へ持ち上げながら、左右にずらしたり、回したりして、少しずつ外しましょう。
今回は石けんを使って試してみましたが、塗るのと塗らないのとでは大違い! ただそれでも力は要るので、無理はせずにゆっくりと外してみてください。
続いては糸を使って指輪を外す方法。指に少し負担はかかりますが、個人的には石けんを使ったときよりも外しやすかったです!
まずは、指輪と指の間に糸を通します。
指先側に出ている糸を、特にひっかかりがちな指の第二関節をカバーするようにきつめに巻き付けます。
指に血がたまるので、なるべく心臓より上の位置で巻いたほうが、負担が軽減されるかも…。
巻いたら、糸を通した先を反対の手で持って、反対側(写真矢印方面)へとずらしていきます。
ひっかかったら指輪をくるくると回し、巻き付けた糸の上を滑らせるように外します。
糸の締め付けによる圧迫感はありましたが、関節を無理やり通すときよりも痛みはありません。
試すまでは半信半疑でしたが、これはかなり効果的。この上からさらに石けんやハンドクリームを塗って、滑りを良くしたら、もっと外しやすいはずです!
とはいえ、指輪がどうしても外れない、指がうっ血しているなどの場合は、無理せず宝石店や消防署に相談しましょう。消防署にはリングカッターが常備されていることが多く、状況によっては切断してもらえる場合もあります。
指輪は壊れてしまいますが、なによりも安全が一番。自分で外す余裕があるときには、今回ご紹介した方法を試して、難しい場合にはすぐに専門家へ相談を。大切なのは、焦らず落ち着いて対処することです!