どこの100均でもよく見かける、ネット状になった透明ポーチ。薄くて丈夫で、中に入れた物が分かりやすくとにかく実用的ですよね。ですが、かわいさに欠ける!これはもう、紛れもない事実…。
かわいさに欠ける100均透明ポーチですが、簡単な刺繍で超かわいくアレンジできるとのこと。刺繍?裁縫が苦手な私には不安しかありませんが、興味本位で挑戦してみることにしました。
今回使用するのは、ダイソーで購入した「ビニールネットケース」。やっぱり、このままでは決してかわいいとは言えない(笑)。
このポーチ、よく見てみると、小さな四角が集まっています。「刺繍する」というのは、この部分にクロスステッチをしていくことのようです。
準備するものは、刺繍糸とクロスステッチ用の針。私は持っていなかったので、同じくダイソーでとりあえずのものを揃えてみました。
まずはデザインを考えます。
初心者らしく簡単そうなデザインにしたい。私のイニシャル「М」に決定です!いろいろな図案がネットで無料で公開されていました。
では、ここからは糸と針を使っていきます。
好きな色の糸を選び、糸端を針穴に通します。玉結びはつくらないそうです。
表生地の裏側から針を刺して抜きます。
この時、裏側には糸を残しておくそうです。
針を右斜め下の角に入れ、「\」のステッチを作ります。
左隣の角から針を出し、右斜め下の角に入れます。
すると、こんな感じに「\」が縦にふたつ並びます。
縦を全て刺したら、「/」のステッチで戻ります。
ステッチが交差するように、ふっくらと刺すのが基本で、地道に自分の望むデザインに忠実にチクチクと刺していく感じです。
刺し始めの糸と最後に残る糸の始末は、数目すくって始末するそうです。ちょっとここで糸が足りなくなってしまったので、いったん始末してみました。
再び、チクチク刺していきます。
全くの初心者なので、自己流になりつつも、それっぽくできているような感覚になります(笑)。
途中で心が折れそうになりながらも、ひたすらチクチク。もうひと踏ん張りかな…。
渾身のイニシャル「М」。どうですか?遠目で見れば、ちゃんとクロスステッチになっているような…いないような。使うのは私なので、よしとします!
今回の挑戦で、クロスステッチは初心者でもどうにか仕上げることができると分かりました。ただ、きれいに仕上げるためには、それなりの経験が必要そう。
そして、オリジナルにアレンジした100均の透明ポーチには愛着がわくことも確かでした。私にとって、超かわいいポーチに大変身♡ちょっと大変だけど、オススメです!
文・写真/mayumi