こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。雨の日にお出かけすると、靴がビショビショに濡れてしまいますよね。自然乾燥ではなかなか乾かないし、ドライヤーを長時間当て続けるのも一苦労…。そこで今回は「基本ほったらかし」で靴を乾かす裏ワザを試してみました!職場などの外出先でも使えるので、ぜひチェックしてくださいね♪
今回使うアイテムは、カイロふたつ、そして読み終わった新聞紙です。
新聞とっていないよ!という方は、読み終わったフリーペーパーやチラシ、キッチンペーパーを使ってもOK。
まずカイロを開封し、シャカシャカ振って温めます。
カイロが温かくなってきたら、新聞紙やチラシなどでくるみましょう。
濡れた靴は、あらかじめ古紙で水気を吸い取っておきます。
靴のつま先に古紙で包んだカイロを入れ、かかと部分に丸めた古紙を詰めます。
これで作業は終了。あとはほったらかすだけです!
ボアブーツのように中の空洞が大きい靴には、空になったホットドリンク用ボトルを使うこともできます。
使い方はごく簡単、ボトルにお湯を注ぐだけ。
熱湯をそのまま使うとヤケドの危険があるので、50℃前後に調整したお湯を使ってくださいね。
※とくにホットドリンク用ペットボトルは耐熱温度55℃程度なので、熱湯を注ぐと変形するおそれがあります。必ず温度を調整したお湯を使ってください。
50℃のお湯は、湯沸かしポットの半量だけお湯を沸かし、同量の水道水をポットに加えると簡単に作ることができます。
50℃のお湯ができたら、ホットドリンク用ボトルに注ぎましょう。
しっかりフタを閉め、新聞紙でボトルをくるみます。
缶の場合は表面が熱いので、新聞紙で包むように持ってくださいね。直接触らないように注意!
包んだボトルをつま先に詰めたら、かかと部分に丸めた古紙を入れ、しばらくほったらかします。
カイロとホットドリンク用ボトルをそれぞれセットして、1時間が経ちました。
それぞれ靴の内側をチェックしてみると…
まだほんのり湿ってはいるものの、まずまず乾いています!
カイロは温かさが持続しており、続けて使用しても問題なさそうです。
ボトルの方はもう冷めているかな?と思いきや、こちらも十分な温かさがあり、そのまま使えそうです。
水分を吸い取ってクタクタになった新聞紙だけを新しいものに取り替え、もう1時間待ってみます。
裏ワザ開始から2時間が経過しました。
手で触ってみると、どちらの靴も外側や履き口が湿っているものの、内側は大体乾いているようです。
実際に履いて歩いてみると…
濡れた靴特有の、靴下にジワ~ッと水が沁み込む感じがありません!これは快適~!
「カラカラに乾燥」とまではいきませんが、その日歩いて帰るには十分な程度でした。3時間、4時間と時間を長くすればもっと乾きそうです。
ボトルの方は2時間ほどで温度が下がってしまうので、余裕があったら中身を入れ替えるとよいですよ。
カイロは外出先でも使えますし、ボトルはブーツなど大きめの靴におすすめです。靴が濡れて困ったときは、ぜひお試しを!
撮影・文/米田モック ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。