チューリップは日本人に知らない人はいないのではないかと思われるほど非常に有名な花です。
実は開花期間が短いチューリップを、毎年咲かせるための育て方について紹介していきます。
チューリップはユリ科のチューリップ属に分類される多年草の植物です。
球根から育てる植物であり、チューリップの花が咲いても開花期間が短いのが特徴の一つです。
そのため大切に育てているという方も少なくありません。
色んな色のチューリップが存在し、約150種類もの品種があります。
チューリップを育てるコツは、水はけのよい有機質の土に地中深く植えることです。
チューリップは土の中で育つ期間が長いという特徴もあることから、水はけの良さは重要です。水はけが悪いと地中で球根が腐って育たなくなります。
また、浅く植えると茎が十分に育たなくなります。
冬の寒さに晒すことも大切で、冬の寒さを感じることで芽を出します。
逆に高温に弱いので、涼しい場所で育てることも大事です。
水やりは植物を与えるで欠かせないものですが、チューリップの場合は、与えすぎもNGです。
そのため土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをするということを念頭に置いておきましょう。
チューリップは、切り取る作業をしないと翌年花を咲かせません。
そのため毎年花を咲かせたい場合は、チューリップの花びらがちった後に茎の一番上、子房で言うと一番下の部分を切り落としましょう。そうすることで球根の負担を少なくします。
そして葉っぱが黄色くなり枯れた頃に球根を土から掘り起こします。
取った球根は土を落として1つ1つに分けて、次の植え付けまで保存します。
そうすることで毎年チューリップは綺麗な花を咲かせることができます。
チューリップが短命であるために、毎年チューリップの花を見るために育てているという愛好家も少なくないです。
そんなチューリップを毎年綺麗に咲かせてみましょう。チューリップの花で素敵な春を迎えるのもガーデニングの醍醐味です。
※トップ画像はPhoto by Taikiさん@GreenSnap