ゲストトークの後は、参加者がブレイクアウトルーム(小部屋)にわかれて、ゲストの話から感じたこと、気づいたことについて自由に語り合いました。
「水は毎日使っているのに知らないことが多くてびっくりした」「すばらしい技術なので、海外にたくさん輸出したい」「WOTAの製品を使って水道のない山の中で自給自足の暮らしをしてみたい」「浄水されたとしても、自分の生活排水を飲むのには抵抗がある」など、さまざまな意見が交換されました。
研究室や進路選びの参考のために参加したという大学生の渡邊洸斗さんは、「今度大学3年生になります。将来について悩んでいるのでの知見を広げたいと思い参加しましたが、お話を聞いてエネルギーや環境の仕事にも興味が湧いてきました。普段は接しない幅広い世代の方とお話しをすることができ、学生との考え方の違いを感じると共に自分の知識のなさも実感しました。これからもっと勉強していきたいと思います」と感想を聞かせてくれました。
ゲストの越智さんからは「オンラインで話す機会は多いですが、参加者の皆さんと直接意見を交換することは少ないのでとても良い刺激をいただきました。水問題というと遠い海外のことだと思われることも多いですが、日本でも大きな問題となっています。私たちの技術だけで水問題が解決できるとは思っていません。ぜひ、一人でも多くの人に水について考えていただき、一緒に課題を解決する仲間になってもらいたいと思っています」というメッセージをいただきました。
次回の記事では、第42回エコ×エネ・カフェ『「世界中の水問題解決に挑む!」~日本発スタートアップ・小さな水インフラが生み出す価値とは?~』について更に詳しくご紹介します。参加者からの質問にゲストが答える全体セッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。