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家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機“エコキュート”の累計出荷台数が600万台を突破

  • 2018年7月28日
  • エネクトニュース
“エコキュート”累計出荷台数が600万台を突破
家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の普及拡大に取り組む一般社団法人日本冷凍空調工業会と一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターは7月25日、本年6月末現在で累計出荷台数が600万台を突破した(約601万9千台)と発表した。

なお「エコキュート」の名称は、電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒CO2ヒートポンプ式給湯機の愛称として使用しているものになる。

「エコキュート」は、ヒートポンプの原理を利用した給湯システムで、再生可能エネルギーである空気中の熱エネルギーを集めて活用する省エネルギー技術「ヒートポンプ」を導入し、家庭で消費するエネルギーの約1/3を占める「給湯」分野でのエネルギー消費量を、大幅に抑制できるようにしたもの。

この仕組みは、空気の熱を熱交換器でCO2冷媒に集め、その冷媒を圧縮機でさらに高温にしてお湯を沸かすもので、空気の熱を活用することにより使用電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーが得られるもの。これにより、高い省エネルギー性と従来型給湯器に比べCO2排出量の削減も実現できる。

顧客ニーズを踏まえさまざまな特長を持つ機器が製品化
「エコキュート」はまた、2001年に世界で初めて商品化されて以来、床暖房なども行うことができる多機能機種や省スペース型機種など、顧客ニーズを踏まえたさまざまな特長を持つ機器が製品化されている。

この結果、累計出荷台数は、2009年10月に200万台、2013年10月に400万台、2016年3月には500万台を突破するなど着実に普及が進み、このほど2018年6月末時点で、累計出荷台数が600万台を突破したとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

一般社団法人日本冷凍空調工業会 プレスリリース
https://www.jraia.or.jp/product/heatpump/i_broke.html

 


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