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台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!
途方に暮れるような状況に陥りやすいとき。己の能力を過信して無理をすると、打つ手がなくなるかもしれません。今しばらくは、背伸びは禁物。自分を大きく見せようとしてはいけません。スケールアップを目指して努力する姿勢は大切ですが、実力のほどを把握し、身の丈に合った行動をするように気をつけてください。
また、上には上がいるという事実を知ることも、この時期に必要な学びのひとつ。昇進や入賞など、褒められる機会があったときには、その道の頂点にいる人物について研究し、自分に足りない部分の再確認を。己の足元をしっかり見つめ、調子に乗らず、驕らない。そうすれば、この先、うまくいかないことがあっても、極端に落ち込んだり、迷ったりすることがなくなるでしょう。
仕事面では、悩ましい場面が多くなる模様。ですが、愚痴や嘆きを口にするのは控えること。もしかすると、同僚から見たら、“ただの実力不足、そうなったのは当然”と思われている可能性も。うまくいかないのは、自分の働きぶりを高く評価しすぎているせいかもしれません。
思わずため息が出るような結果となった時には、どこに問題があったのか、何が足りなかったのかをよく考えること。原因がわからないときは、謙虚な姿勢で周囲に聞いてみましょう。その際には、耳が痛い言葉を聞くことになるかもしれません。ですが、そこで反発したりしないこと。専門知識のある人にアドバイスを求め、次に向けてしっかり準備し、ピンチをチャンスに変えていきましょう。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
財運面では、慎重さが求められるとき。収入を大切に扱い、節約に努めるのが賢明です。余剰金は、投資に回すより、ヘソクリ的に貯めておくのが吉。金に換えて持っておくのもいいでしょう。どちらも未来のあなたを救います。
開運行動は、海辺の散歩。寄せては返す波を眺め、落ち込みがちな気分をリセットしてください。足元だけ浸かって、童心に帰って水と戯れるのも、格好のリフレッシュに。
この時期、相性がいいのは、丑(うし)、巳(へび)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の人。
吉方位は、北と東。避けたほうがいいのは、南と西。
ラッキーカラーは、緑とグレー。避けたほうがいいのは、黒と赤色。
先月に引き続き、木炭の力を借りましょう。中国語の“炭”の発音と、稼ぐという動詞“賺”の台湾語での発音が近いことから“ずっと稼ぎ続けられる”縁起物として用いられています。日本でも浄水や消臭に使われるほか、場の“気”を清めるアイテムとして取り入れている人もいるでしょう。開運アイテムとして使えるのは、真っ直ぐに伸びた木炭。人脈、資金、仕事に恵まれ、自らの働きで“稼ぎ続ける力”をもたらす効果があるといわれています。
木炭の長さは八寸八分(約27センチ)のものが理想的ですが、手に入れにくい場合は、30センチでもOKです。長さよりも重要なのは、まっすぐであること、そして立てたときに倒れない太さであること。これをオフィスやリビングなどの目につきやすい場所に立てて飾ります。くれぐれも倒してしまうことのないよう注意してください。
吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。
ラッキーカラーは、赤と黄色。避けたほうがいいのは、白とグレー。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市(饒河街220號の前)での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。
文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい