
ミントグリーンの外観が湘南の青い空によく映える「ソラーノベイクハウス」。国産の米粉を使ったカヌレやタルトなど焼き菓子の専門店で、お店のすぐ横を江ノ電が通ります。ガタンゴトンと通り過ぎる電車の音を聞きながら、のどかなひと時を過ごしませんか。
江ノ電江ノ島駅の近くの線路沿いにある「ソラーノベイクハウス」。北鎌倉で人気の「マヤノカヌレ」の姉妹店で、ウッドデッキのテラス席のすぐ目の前を江ノ電が通り過ぎます。
お店の2階にもイートイン席があり、大きな窓の向こうには海辺の住宅街の日常の風景が広がります。その中を縫うように走る江ノ電は、テラスの横を行き交う様子とはまた違う趣が新鮮です。
カウンターには人気のカヌレやアメリカンスタイルの焼き菓子が並びます。すべてのお菓子はマヤノカヌレと同様に米粉を使ったグルテンフリー。カヌレは「プレーン」や「チョコ」に加えて「ブルーアールグレイ」「抹茶」などクラシカルな色合いも素敵です。
パウンドケーキやタルトなどアメリカンスタイルの焼き菓子は旬の食材を使い、季節によって種類が変わります。取材の時には「ビーツとローズのチョコレートケーキ」(550円)やパウンドケーキの「ジンジャーチャイ」などをラインナップ。ビーツなどの食材は鎌倉駅前の鎌倉市農協連即売所、通称「レンバイ」で揃えることも多いのだそう。
大きくて食べごたえのある「クッキー」もチョコチップとピーナッツの2種類あり、ギフト箱の用意があります。詰め合わせなど希望を伝えるとスタッフが相談にのってくれますよ。
ミニタルトの「ココナッツ」にはドライにしたキンモクセイを贅沢にトッピングするほか、食用のエディブルフラワーをあしらうタルトなど、お花のエッセンスもいっぱい。イートインで季節のハーブティーと一緒にいただくと、植物のナチュラルなエネルギーをチャージできそうです。
お天気のいい日はタープの日陰でのんびりとくつろぐテラス席もおすすめです。近くの踏切でカンカンカンと音が鳴り始めると、江ノ電が近づいてくる合図。目の前を電車が通り過ぎる臨場感を楽しんで。
手作りの優しい味が魅力の「ソラーノ ベイクハウス」。たっぷりのアイスクリームを米粉のクッキーでサンドした「アイスクリームサンド」もおすすめです。アイスクリームはバニラ、クッキークリーム、モカクッキーバニラのほか期間限定でチョコミントも登場します。ぜひ手作りのお菓子でのんびりくつろいでくださいね。