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「二十四節気」 Q&A解説

読み:
にじゅうしせっき
英名:
24 Seasonal Divides
  • Q: 二十四節気(にじゅうしせっき)の基準は何?
    二十四節気は何を基準として決められているのだろうか?

    A: 二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽の黄道上の運行を基準にした季節の区分法で、1太陽年(365日)を24等分したもの。いわゆる旧暦の太陰太陽暦は月の運行を基準としており、実際の季節とのずれが生じる。しかし、農作業など季節と密接に結びついた作業では正確な季節を知る必要があるために用いられてきた。当初は冬至を起点としていたが、軌道が楕円であるために太陽が黄道上を運行する速度は一定ではない。そこで現在では、太陽が春分点を基点として15度移動するごとに1節気としている。

  • Q: 啓蟄(けいちつ)ってどんな季節?
    二十四節気の1つである啓蟄とはどんな季節なのだろうか?

    A: 二十四節気は、太陽の運行を基準にした季節の区分法だ。その1つである啓蟄(けいちつ)は、旧暦の2月節、現在では3月5〜20日頃にあたり、太陽黄経は345度。戸を啓(ひら)くという意味がある。この時期、冬の間地中で過ごしていたさまざまな虫達が目ざめて活動を始め、地上に姿を現わす。二十四節気の名称は、このように人の営みや自然の変化が表現されているものが多い。気温を表す「小暑」「大暑」「小寒」「大寒」や、気象の変化を知らせる「白露」「寒露」「霜降」「小雪」「大雪」、農作業に関する「穀雨」や「芒種」などもそうだ。

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