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「奪われし未来」 とは

読み:
うばわれしみらい

 1996年3月、アメリカでシーア・コルボーン(WWFアメリカの科学顧問)/ダイアン・ダマノフスキ(ジャーナリスト)/ジョン・ピーターソン・マイヤーズ(W・オールトン・ジョーンズ財団代表)の共著として”Our Stolen Future”のタイトルで出版。発刊と同時に大反響と論争を呼び、世界16カ国で訳書が出版され、いわゆる「環境ホルモン」問題を世に知らしめることになった記念碑的書物。野生動物に起こっている生殖異変は、環境中に放出された内分泌かく乱化学物質が原因である可能性を指摘、それが人にも起こりうると警告した。
 日本では97年の刊行以来20万部を越える大ベストセラーとなり、2001年には増補改訂版が上梓されている。改訂版では、「『奪われし未来』以後の世界」「未来を奪われないために」「おわりに」の3章と、日本の現状についての解説が加えられている。

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