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「自己処理型トイレ」 とは

読み:
じこしょりがたといれ

便器とし尿処理装置が一体化しているか、近接して設けられている構造のトイレ。し尿をその場で土壌により浄化するものや、燃焼方式、生物・化学的に処理した水を循環利用する方式など、さまざまなタイプがある。自己処理型トイレの特長は、汚水を公共用水域へ放流しない点だ。このため、山岳地帯のように電力や上下水道などのインフラが整備されていないところで、し尿処理問題を解決することのできる装置として注目されている。

とくに土壌処理方式の自己処理型トイレは、処理の原理や装置の構造がシンプルで、季節的な利用やピーク変動などの負荷に強く、ランニングコストが少なくて済むといった利点をもつ。自己処理型トイレの研究開発と普及を図るために、関連のメーカーなどでつくる自己処理型トイレ研究会もある。

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