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海野和男のデジタル昆虫記

今日からマレーシア 各国の物価を考える

今日からマレーシア 各国の物価を考える
2017年12月15日

 今日から年末までマレーシアに行ってきます。明日は高校の写真サークルの人たちに、Entopiaで写真のワークショップを朝から夕方まで行います。
 今日は各国の物価のお話しです。このところ、物価の高いフレンチギアナやオーストラリアに行ったので、日本に帰ると何でこんなに物価が安いのかと気がつくのですが、マレーシアはアジアでは高い方とはいえ、日本よりずっと安いのです。
ちなみに、コーラのペットボトルは日本では90円〜150円。オーストラリアでは600ccではありますが450円、フレンチギアナでは250円、マレーシアでは60円ぐらいしかしません。ビールはスーパーで日本では200円ちょっとですが、フレンチギアナでは250円ぐらい、オーストラリアでは300円ぐらい、マレーシアでは日本より高く300円ほどです。これは酒税の関係です。フランス圏ではビールとコーラは大体同じ値段、日本ではコーラが半額、マレーシア1/5です。海外のいろいろな国に、何十年も行っていると、経済の発展で、物価が上がっていくのがわかります。
 食品の値段はだいぶ世界中で、昔ほどは違いがなくなったものも多いです。例えばエビなどは養殖が進んでいることもあり、原産地でもそれほど安くはありません。日本の場合はこのところ高くなってきています。これは日本がもはや海産物を安値で買えなくなっていることがあります。魚などは種類にもよりますが、世界中で消費が増えていて、オーストラリアでは魚料理は一皿3500円(フライドポテト付き)、フイッシュ&チップスは安く1500円以下でした。マレーシアは店によりますが、魚は日本よりは安く食べられます。それにしても、日本では魚は値段にかかわらずおいしいですね。これは料理方法が多様だからでもあります。
 肉類はさすがオーストラリアはスーパーでは結構安く、特に生ハムは100g500円程度でとてもおいしかったです。物価がたきこともあるのと、食べる場所が少ないので、昼はいつもパンと生ハム、ブルーチーズでした。マレーシアではそばが100円ちょっとぐらいで、どこでも食べられるので昼は嬉しいです。アジア系の麺類は、フレンチギアナでは1350円ぐらいでした。
 日本以外の国ではランチとディナーの値段の差はないのが普通です。だからオーストラリアでランチを食べれば一番安いバーガーやフイッシュ&チップスでも安い店で1000円以上はします。マクドナルドでも1000円以下では飲みも込みではきついぐらいです。(Macやファストフードが一番安い)。オーストラリアで驚いたのはクックドブレックファースト、いわゆるアメリカンブレックファーストですが2000円もするのです。
 発展途上国といわれる国々ではアジアは確かに給料は日本より安いですが、物価も安く、従って国民の生活も、外食をしてもそれほどは高く付きません。これがアジアの健全な経済発展のところです。カメルーンなどでは物価は日本と同等ですからね。
 さて、今回はまたランカウイ島に2泊3日という短いスケジュールでフル3日間撮影します。写真はランカウイ島のアトグロキチョウです。アトグロキチョウの飛翔、スーパースロー動画はこちら

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