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海野和男のデジタル昆虫記

アフリカクロアナバチの巣を掘る Sphex tomentosus

アフリカクロアナバチの巣を掘る Sphex tomentosus
2017年06月17日

 先日ワイルドライフで放映されたワイルドライフ「アフリカ カメルーン 巨大なキバで戦う狩りバチに迫る!」は大変好評だったようだ、あまり誉めてくれないぼくの弟子からもすごく良かったという電話(彼が関わったダーウインが来たでタガメが25日に放映されるようだ)。
マレーシアのコノハムシとはまったく異なる作りで、撮影中から,これはよい番組になると思っていたので嬉しかった。とはいっても一瞬の出来事のことが多く、それをほとんどものにできたカメラマンに敬意を表するのであった。
北海道にいたり、BSがなかったりで、実は今まで見ていなかったが、ようやくその動画を見ることができた。メインのオオキバドロバチ以外にもたくさんのカリバチが登場する。日本にはいないグループも,ほとんど近似の種が日本にいるハチも登場。今回はぼくはカメラマンで参加したわけではないが、ぼくがGH5などで撮った動画も少し使われていた。
 このクロアナバチは美しいが,生態は日本のものにそっくり。獲物もツユムシで,ほぼ同じだ。さてこの穴を掘ってみたのだが,深い深い。なんと1m以上の深さ。巣を見つけた家の方が掘ってくれたのだが、ほぼ1日がかりの作業。深いかわりに寄生される危険が少なそうだ。
 E-M1 MK2で撮影したが,ハチが巣を掘る動画は来週発売予定のTG-5ベーター機を地面に置いて撮ってみた。こうした被写体を地面にカメラを置いて撮れるのはTG-5のよいところだ。動画を撮るならばTG-3、TG-4ユーザーもTG-5に換える価値は十分ある。TG-5で撮ったアナバチの巣穴掘りの動画もご覧下さい
ぼくのTG-5レビュー記事も読んで頂ければと思います

関連タグ
アリ・ハチ
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Olympus E-M1 Mark Ⅱ
旧熱帯区(エチオピア区)
カメルーン
Olympus T-G5
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