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海野和男のデジタル昆虫記

ニコン1V1で高倍率撮影

ニコン1V1で高倍率撮影
2012年07月14日

テレビの取材が天候の関係で順延になった。今回のテレビの取材は8月にNHKで放送される趣味Do楽「達人が教えるデジタルカメラ 」。思い出を残そう! 達人が教えるデジタルカメラというテキストも発売になる。全部で8回の放送で、ぼくはそのうち1回を担当。
 昨日は時間が空いたのでロケハンかたがたアトリエの周辺をまわってみた。その前に試してみたかったV1の高倍率マクロを庭でテストした。
 ニコン1に85mmマイクロ+1.4倍テレコンを使ってみた。最大倍率はフルサイズ換算で4倍ぐらいになる。このくらいの倍率では、自然光撮影は不可能ではないが、手持ちではまず無理だ。
そこでニコン1専用のSBN-5を使ってみた。けれど、小さなクリップオンストロボだから、この倍率では光は被写体に十分まわらない。残念ながらSBN-5にはコマンダーモードがない.従ってSB910を発光さすことはできなさそうだ。そこでSBN-5を1/32のマニュアル発光にして、他のストロボをスレーブ発光させることにした。パナの汎用ストロボをスレーブで光らせる。結果、手で持った外部ストロボの光のみで撮ることになる。コマンダーモードがあれば高倍率マクロが簡単に撮れる組み合わせとしては素晴らしいのだが。
 写真はオカトラノオにいた小さなヒメシラホシゾウムシ。上は85マクロ単体での普通のマクロ撮影(35mm換算だいたい等倍)。D800に105マイクロで撮ればこの大きさにしか写らないということになる。下はストロボでF32での撮影。撮影倍率はおよそ4倍。
お知らせのところの「NHKアーカイブスで21日講演」のリンクが間違っていました。正しくはこちらです。
海野和男の新昆虫教室13「昆虫の一生 完全変態と不完全変態」と「ギンイチモンジセセリの飛翔のスロー映像」を動画一覧にアップしました

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