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海野和男のデジタル昆虫記

アサギマダラ移動をはじめる

アサギマダラ移動をはじめる
2008年08月28日

 ニッコールクラブの会議で東京。机の上に発表されたばかりのD90がおいてあった。このカメラはD300に近い性能を持つ。以前のD200とD80との関係のようなものだ。
 まあ今年はD700も導入したから、これは様子見かなと思ったのだけれど、動画の撮影機能があることを知り、試してみたくなった。というのはD90などのDXフォーマットの撮像素子はテレビ局の使う放送用ビデオカメラより大きい。つまりビデオでボケを活かした表現をといった場合はプロ用ビデオカメラより有利になる。またビデオカメラは広角が弱いが、これだと魚眼レンズやPCニッコールのようなあおりレンズも使えるわけだから、ビデオ作家としての新たな表現力が生まれる可能性がある。
 スチールカメラの動画はお遊びと興味がなかったが、今年はカシオのEX-F1のようなビデオカメラとスチールをミックスしたような面白いものも出た。ただ問題はデジカメのビデオのフォーマットが放送用のものと異なるファイルであること、720Pのサイズであること、撮影時間が短いらしいことなど不満もあるけれど、あらたな表現の可能性を与える可能性もあると思った。

 昨日までの小諸は、ずっと天気が悪く、気温も20度以下。山の上では恐らく10℃以下でチョウも動けなかったのではと思う。
 昨日、湯の丸高原に行くと、アサギマダラが霧の中をたくさん飛んでいた。途中の自動車道にも多く、すでに移動を開始しているようだ。寒くて天気が悪い日が続いたことが引き金となって、例年より早めの移動になるように思う。こうした飛翔写真は逆にピントの深いコンパクトデジカメラのほうが簡単に綺麗に撮れることが多い。GX200

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