2025/05/21 15:09 ウェザーニュース
今日21日(水)は東日本を中心に暑さが厳しく、岐阜県飛騨市では35℃を記録。今年全国初の猛暑日になりました。30℃以上の真夏日地点は昨日に続いて200を超えています。
本州の上空1500m付近に+18℃以上の暖かな空気が流れ込み、強い日差しや山越えの風などによって気温が上昇しました。近畿から東海、関東甲信、東北南部にかけて30℃を上回り、真夏日の地点数は昨日に続いて200を超えています。
15時までの最高気温が最も高くなったのは岐阜県飛騨市・神岡で35.0℃。全国で今年初めての猛暑日です。5月に猛暑日になるのは2023年以来2年ぶりで、現在の最高気温の統計方法となった2010年以降では、2位タイの早さになります。
そのほか、福島市で34.7℃、兵庫県豊岡市で34.3℃、長野県松本市で34.0℃など夏本番を思わせる暑さで、名古屋市も31.2℃で2日連続の真夏日でした。
明日22日(木)はここ数日の暑さをもたらした暖かな空気が東に抜けるため、極端な気温の上昇は落ち着きます。
それでも西日本、東日本の太平洋側は天気回復とともに30℃前後まで気温が上昇する見込みです。鹿児島市や高知市では30℃、大阪市は28℃、東京都心は27℃まで上がる予想で、日差しが戻ると暑くなります。
北日本は晴れ間が出ても気温があまり上がらず、札幌市は今日に比べると5℃以上低い16℃の予想です。太陽が雲に隠されると少し肌寒くなるため、服装にご注意ください。