2025/05/18 14:45 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・週中頃に太平洋側を中心に雨
・次の週末もまた雨の可能性
・日ごとの気温差大 真夏日予想も
しばらく梅雨前線が南岸に停滞します。
この先一週間は梅雨前線が本州の南に停滞する日が続きます。前線の影響で雲は多めですが、前線から離れた地域ほど晴れ間が期待出来ます。
21日(水)〜22日(木)にかけて、前線上を低気圧が東進する影響で雨の降るところが多くなります。16日に梅雨入りの発表があった九州南部などでは、雨量がかさんで大雨となる可能性があるため注意が必要です。
22日(木)からは太平洋高気圧の勢力が若干弱まるため、梅雨前線が南下して本州から離れる傾向です。23日(金)にかけて、本州付近は移動性高気圧に覆われて晴れ間の出るところがありそうです。一方、梅雨前線が近づく沖縄では雨が降りやすくなり、平年よりもかなり遅い梅雨入りとなりそうです。
24日(土)からは再び前線が北上して西日本や東日本で天気が下り坂に向かいます。今月は土日に雨の降ることが多くなっていますが、次の週末も再び雨の可能性がでてきました。
前線の位置がわずかに南北にずれるだけで天気が大きく変わるため、予報の変化に注意してください。
19日(月)は西日本や東日本は気温が平年並みか低めで、関東では涼しい東風が吹くことで涼しくなる予想です。前日との気温差にご注意ください。
週中頃は蒸し暑くなり、30℃前後まで気温の上がる可能性もあります。まだ暑さに慣れていない時期で暑熱順化ができていないので、脱水症や熱中症予防を行うようにしてください。
週後半になると暖気の流れ込みが弱まるため気温が落ち着き、最高気温はこの時期としては低めになりそうです。