「どうにかなると思ったか」期待を裏切られ積み重なっていく小さな絶望/余命300日の毒親(5)

  • 2025年5月18日
  • レタスクラブニュース
旦那呼べばどうにかなると思ったか
旦那呼べばどうにかなると思ったか / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA



幼い頃からひどい扱いを受けてきた。
そんな大嫌いな親だとしても、介護しないとダメですか?

過去に父から暴力を振るわれていた一人娘のヒトミ。ある日、父の付き添いで病院へ行くと、大嫌いな父が、がんで余命一年ほどであることが発覚します。

散々苦しめられてきたことで「父のケアなんて絶対に嫌だ」と、なるべく介護に関わらずに逃げる道を模索しますが、要介護認定はなかなかおりず、他に頼れる親族もいないため、否応なしに介護に巻き込まれてしまいます。

病に冒されてもなお横暴な父の世話と、仕事や家事育児との両立。次第に余裕がなくなりながらも、ヒトミは父に歩み寄ることができるのか…。
著者である枇杷かな子さんの介護実体験をもとに、ままならない親子関係と介護の現状を描いたセミフィクションをお送りします。

※本記事は枇杷かな子著、太田差惠子監修・解説の書籍『余命300日の毒親』から一部抜粋・編集しました。



※刺激の強い表現が記事中に登場しますが、作者の意図を尊重してそのまま掲載します。

小さな絶望

なんで私を呼ぶの?
なんで私を呼ぶの? / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA

ありがとうって言われたことあるんだろうか
ありがとうって言われたことあるんだろうか / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA

俺からも話してみようか
俺からも話してみようか / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA



小さな絶望が
小さな絶望が / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA

ごめんね
ごめんね / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA

最後は優しくしてあげた方がいいんじゃない?
最後は優しくしてあげた方がいいんじゃない? / (C)枇杷 かな子、太田 差惠子/KADOKAWA



著=枇杷かな子、監修・解説=太田差惠子/『余命300日の毒親』





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