“食で世界を巡る”をテーマに掲げ、初のスペシャルイベント「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」を開催中の東京ディズニーシー。2024年6月30日(日)までの期間中は、イベントに合わせて登場した特別なグルメの数々を味わうことができる。
今回、筆者は対象メニューと引き換えられるフード&ドリンクチケット3枚と、スーベニアランチボックスがセットになった「シーズナルグルメチケットセット」(3600円)を利用し、同イベントを体験してみた。対象メニューは、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアを中心に複数の店舗で販売中。6月6日(木)にオープンする「ファンタジースプリングス」を含む8つのテーマポートをイメージした、約20種類のフードとドリンクが登場している。筆者が実食した中で、特におすすめだと感じたのが次の3品だ。
■お酒と好相性の軽食メニューが大充実
レストラン「ドックサイドダイナー」の「フライドチキンレッグ(バッファローソース)」(900円)は、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアをイメージしたメニュー。チキンレッグにピリ辛ソースを合わせることで、ニューヨーク州発祥のバッファローチキンウィングをアレンジしている。食べてみると、旨みと辛さが絶妙に調和するソースがなんとも美味！筆者はどちらかというと辛いものが好きなタイプだが、しっかり満足できる辛さになっており、サクサクの衣も好印象だった。
次に紹介するのは、レストラン「ハドソンリバー・ハーベスト」の「とんがりコーンとアボカドのナチョス風」(800円)。こちらは1930年代の中央アメリカが舞台のテーマポート、ロストリバーデルタをイメージしている。とんがりコーンにアボカドフィリングやチーズを加え、ナチョス風に仕上げており、お酒のおつまみにも最適！香ばしくカリッとしたとんがりコーンと、アボカドのまろやかな味わい、チーズの塩気が織りなす相性抜群のハーモニーに、手が止まらなくなること間違いなしだ。
レストラン「ニューヨーク・デリ」の「ホタテ貝のマッシュポテト、シュリンプチップ添え」(800円)も工夫が凝らされたひと品だ。こちらのメニューは、マッシュポテトの中にたっぷり入ったホタテ貝のセビーチェ(魚介類のマリネ)や、貝殻に見立てたシュリンプチップでマーメイドラグーンをイメージ。ホタテ貝のセビーチェに使用されているライムの酸味が、クリーミーなマッシュポテトにアクセントを加え、新鮮な味わいを楽しめる。また、同メニューはゴミ削減への取り組みも。ビスケットで作られた“食べられるスプーン”が添えられているほか、フィルムを剥がすことでリサイクルできる容器が用いられている。
なお、同イベントではデザートメニューも登場しており、フードスタンド「リバティ・ランディング・ダイナー」にて「キャンディースウィートポテトサンデー」(800円)が販売中。キャンディースウィートポテト(大学芋)、おこし(和菓子の一種)、大福、みたらしソースなど、さまざまな和風の素材が使用されたサンデーだ。筆者は残念ながら取材時に食べられなかったが、SNSには「甘いのとしょっぱいののバランスがちょうどよくてとてもおいしい」「めっちゃおいしかったからリピしたい」「日本人の舌に合わないはずがない」などと絶賛の声が寄せられており、こちらも注目のグルメとなっている。
■初夏にぴったりなトロピカルカクテルも
ドリンクも魅力的なラインナップ。「ニューヨーク・デリ」で提供中の「スパークリングカクテル(ラム&パイナップル)」(800円)は、カリブ海生まれのカクテル「ピニャコラーダ」からインスピレーションを受けた一杯。青い海を彷彿とさせるさわやかな味わいのドリンクに、ココナッツチップや星形のお麩がトッピングされ、食感も見た目も華やかだ。
フードワゴン「バーナクル・ビルズ」の「ハートランドビアカクテル(リモーネ)」(800円)も筆者のイチオシ。こちらはレモネードをベースにしつつ、リンゴのコンポートやレモンゼスト(レモンの皮のすりおろし)を加えたビアカクテルで、程よい甘さがあり非常に飲みやすい。
東京ディズニーシーならではの魅力が詰まった、個性豊かなメニューがそろう「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」。一緒にパークへ行った仲間や家族と、気になるメニューをあれこれ購入して盛り上がってみては？
取材・文＝水野梨香
※スペシャルメニューの内容は予告なく変更になる場合があります。また、品切れや販売終了となる場合、イベント終了後も販売する場合があります。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
(C)Disney
