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宮本茉由が「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」に出演!意気込みを語る

  • 2024年4月25日
  • Walkerplus

高橋一生さん、橋爪功さん、本田翼さんが出演する、こじらせまくりな花火師の憂鬱を描く“ファンタジーホームコメディドラマ”、「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(テレビ朝日系)。シーズン2が4月から放送開始している。突然、望月煙火店にやってきた謎の女性、野口ふみかを演じる宮本茉由さんが新たにキャストとして登場し、ストーリーを盛り上げていく。そんな彼女に出演への意気込みを聞いた。

■「私が演じるふみかが入ってくることで、おもしろいと思っていただけたらうれしいなと思ってます」

――今回、宮本さんが「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」で演じる野口ふみかは、「新空港占拠」(日本テレビ系)で演じた駿河紗季とは全く違う役柄ですね。

はい。違う役ではあるのですが、全然違うからこそすごく自分の中で楽しくておもしろかったです。「新空港占拠」と「6秒間の軌跡」の撮影がかぶっていて、交互に撮影する日もありましたが、その切り替えがすごく楽しくて。あまり今まで作品がかぶったことがなかったので初めての経験で、すごく大変なこともありましたけど、楽しかったという気持ちのほうが大きいです。

――番組への出演が決まったときにどう思いましたか。

シーズン1を見ていたので、お三方の自然な会話劇の中に、私が演じる野口ふみかがどのように入っていったら、シーズン1を見てくれている人たちやシーズン2から見る人たちがおもしろいなと思っていただけるかな、というのをすごく考えながらキャラクターを作っていきました。今シーズン2の1話を見て、またシーズン1の雰囲気とはちょっと違ったシーズン2になっていて、ふみかが入ってくることでおもしろいと思っていただけたらうれしいなと思っています。

――シーズン1を見たうえで、あらためて今回出演するシーズン2の見どころを教えてください。

シーズン1は毎回花火を上げる依頼があって、花火を上げてあげることで依頼者の悩みだったりとかが解決されてぱっと心が晴れるような感じでした。シーズン2は高橋一生さん演じる(望月)星太郎さんが、花火のお仕事をお休みしてしまっていて、それを本田翼さん演じる(水森)ひかりさんが、重いお尻を持ち上げるじゃないですけど、そういうふたりの雰囲気がちょっと夫婦のようにも見え、そこにふみかが入ってきたことによって、おふたりの関係性がどう変わるか、橋爪功さん演じる航さんとの3人の関係性をふみかがどう変化させていくのかというところが見どころなのかなと思います。

――宮本さんが演じる野口ふみかは、星太郎に突然プロポーズする謎の多い女性ですが、役柄をどんなふうに演じてみようと思いましたか。

星太郎さんやひかりさんと、別に息を合わなくてもいいのかなと。ふみかは突拍子のないことを言ったり、ちょっと空気を読めない子というか、自分が思ったことをそのまま言っちゃうみたいな、でもそれってすごくピュアでかわいいなと思います。自分が好きなものを追求して、私はこうしたい、こう生きたいみたいな感じで、2人にあえて合わせないでいられるほうがいいのかなと思って演じました。セリフだけ見ると、こんなこと言っていいのみたいなセリフも多いのですが、ふみかだから許せるというわけではないですけど、何かそういう雰囲気をまとっているのかなと思うので、ふみかの気持ちに寄り添って演じました。

――話を聞いていますと、宮本さんとふみかは全く違う性格の人に思えますね。

私もそう思っていたのですが、撮影中、本田さんに「ちょっとふみかっぽいとこあるよね」と言われて。私がふみかに寄っていっているのか、確かに話し方がふみかっぽいところは時々あるんです。私は似てないと思っていたのですが、似ている部分もあるみたいです。皆さん最初は私をクールだと思ってくださっていたみたいですが、そうじゃないということも多分、バレてますね(笑)。そこもふみかと同じかもしれません。

ふみかはいつも派手なシャツを着ていて、私が台本を読んで最初に想像していた姿とは違っていたのですが、衣装の雰囲気に合わせながら演じ方を変えてみました。少し大人な感じで役を作っていたのですが、衣装を着たときにあれ、もうちょっと元気な感じがあっていいのかもと思って。年齢よりも少し幼いのかなと思って、役作りしました。

■「最初は4~5ページとかのセリフも長いと思っていたのですが、長いと感じなくなってくるみたいな不思議な感覚が出てきました」

――ふみかの年齢設定は27歳で、宮本さんが28歳ですので、年齢的には近いですね。

ふみかは厳しくも愛情がある花火師のお父さんのいる家庭で育ってきて、そういう面で社会の厳しさとかはそんなに知らずに守られて暮らしてきたのかなと思います。お父さんに守られてきて綺麗な心が残っている女の子をイメージしました。

――セリフのやり取りが楽しみです。

まずセリフを覚えるので精一杯で、セリフを覚えてからも、自分が想像していた相手がこういうふうに言って来るかもと思っていたのとは全然違っていました。ご飯を食べながらお芝居をするのも初めてでしたのですごく難しかったですね。

おかげですごく鍛えられました。もう最初の3話ぐらいまではどうしよう、でも4話ぐらいからもう考えてもしょうがないみたいな、もうぶつかろうみたいな感じになっていって。監督さんとかも何回もリハーサルをしてくださったりとか、テストでこうしたほうがいいなと思う部分があったら教えてくださったりとかして、本当に優しくてあったかい現場だなと思いました。

――共演する方からのアドバイスもあったりしましたか。

2話でけっこう私が長く喋るシーンがあって、そこで橋爪さんがひとつひとつアドバイスしてくださいました。橋爪さんから教えていただけるということはなかなかない貴重な機会だったので、すごい顔をしながら橋爪さんからのアドバイスを聞いていたと思います(笑)。ひと言ひと言を聞き逃さないようにしないといけないと思って、くらいついていきました。

――高橋さんからもお話はありましたか。

一生さんからは特にお芝居面でのアドバイスなどはなく、私を信じてくださっていたのかなと思っています。もしかしたら私にすごく合わせてくださっていたのかもしれないし、そういうのも感じないぐらい自然に考えてくださっていたんだろうなというのはすごく感じました。毎回すごくありがたいなと思いながらやっていました。

――本田さんとのエピソードもありますか。

本田さんは、私がシーズン2から入って緊張することをわかってくださっていて、衣装合わせでお会いしたときから、本当に優しくてすごくフレンドリーに接してくださって、撮影する前からもう大好きでした(笑)。

お三方は撮影インのときももうすでにチームができていて、私だけすごく緊張していたのですが、本田さんが、「茉由ちゃんどう思う?」と話に入れてくださったりして、本当に本田さんのおかげで、お三方の中に入っていけたなと思います。すごく尊敬できる先輩で感謝しています。

――この作品に出演したあと、自分自身が変わりそうな予感がしますか。

この作品で、最初は4~5ページとかのセリフも長いと思っていたのですが、長いと感じなくなってくるみたいな、そういう不思議な感覚が出てきて、それはすごいことじゃないですか!おかげですごく鍛えられたし、身になったなと思います。

――私のこういうところに注目してほしいというところを教えてください。

シーズン2は猫ちゃんがけっこう出てきたりするのですが、私も猫ちゃんを抱っこしたりして登場しますので注目していただきたいです。その猫ちゃんがストーリーに関係あるのか?ないのか?みたいなところもお楽しみください!

――最後にファンに向けてメッセージをお願いします。

土曜の夜11時半、皆さんが1週間疲れて帰ってきて、ほっと一息つけるような優しいドラマを見たいなというときに見ていただいたら、気持ちよく日曜日を迎えられるドラマになっていると思うのでぜひ見てください。

撮影・取材・文=野木原晃一 ヘアメイク=あきやまひとみ スタイリスト=内田理菜
衣装協力=マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、サラース(サラース カスタマーサポート)

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