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福井の魅力を再発見!敦賀まで延伸した北陸新幹線に乗って福井を旅してみた

  • 2024年4月5日
  • Walkerplus

春の暖かさを感じるころ、2024年3月16日に延伸した北陸新幹線に乗って福井県の県庁所在地である福井市を訪れた。文化、食、歴史など、さまざまな魅力あるスポットが満載の福井。福井県といえば海や山に囲まれた自然豊かな環境で知られ、三方五湖や東尋坊が有名だが、今回は福井駅周辺で1日で観光できるスポットを紹介。

まず福井駅から徒歩10分ほどの距離にある養浩館庭園へ。こちらの庭園はかつての福井藩主松平家の別邸だった数寄屋造りの屋敷をそなえる回遊式林泉庭園で、江戸時代初期から中期にかけて造られたもの。四季折々でさまざまな景色を楽しめる庭園として、休憩、居住、茶会などに使われてきた。駅前のにぎやかさから一変、落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと散策できるところがおすすめ。通常は入園料(220円/団体160円)が必要だが、東門のみ開門の早朝無料開園(2024年4月1日〜8月31日は5時30分〜8時45分※9月1日~10月31日は6時〜8時45分)も人気。

■お昼は越前そばで腹ごしらえ
全国有数のそばどころとして知られる福井県。なかでも「越前おろしそば」は県外からわざわざ食べに来る人もいるほど。福井駅周辺にも「越前おろしそば」を味わえるお店が数多くあり、お店ごとの違いを楽しむのも魅力。福井のそばのおいしさの秘密は、県全体で在来種のそば粉を使っている点にもあり、全国では改良品種が多く栽培されているが、福井県は全国随一の在来種産地となっている。

今回は、蕎麦やすたけで越前そばを堪能。太めで少し平たい形状のそばに大根おろしがのっており、汁を蕎麦にぶっかけて食べるのが福井流のよう。大根おろしが爽やかさを演出しながらもボリューム満点の一品。

■戦国時代の城下町全体が遺跡に
福井駅から電車で約15分の一乗谷駅で降りると、そこは戦国時代の城下町全体が遺跡となって残された、全国でも珍しい場所。発掘整備、調査が行われた結果、2000点以上の出土品が次々と発掘され、国の重要文化財に指定れたそう。

観光の中心となるのは一乗谷朝倉氏遺跡博物館で、なかでも注目は石敷遺構を間近で見学できる館内の展示室。ひんやりとした展示室は当時の様子をそのまま残し、解説する映像を見ることもできるエリアだ。

さらに、大型映像でガイダンスが流れ、朝倉氏の歴史と遺跡発掘のあゆみを学べるスペースもある。また、お土産やカフェスペースもあり、福井駅からもアクセスが良く、ぜひ立ち寄りたい場所だ。

■恐竜王国、福井
恐竜といって連想する都道府県といえば福井を挙げる人は多いだろう。福井駅に設置された恐竜のモニュメントに象徴されるが、観光地の目玉は福井県立恐竜博物館。

同博物館のメインスペースに展示されるフクイラプトルは白亜紀の肉食恐竜で、来場者のほとんどが撮影するほどの人気。

■福井×ゴディバ
福井の旅、最後に訪れたのは北陸新幹線 福井・敦賀開業を記念してESHIKOTOで開催されたGODIVA×福井県のメディア向けイブニングパーティー。ゴディバ ジャパンのジェローム・シュシャン社長と福井県副知事の鷲頭美央さんが参加し、福井とゴディバのコラボレーションについての紹介があった。

シュシャンさんは今回のコラボ理由について、大学生のころに初めて日本を訪れた際に福井県に旅で立ち寄り、禅の文化に興味があった当時の彼自身がとても影響を受けたことが背景にあると語った。

会場では、コラボ商品である羽二重くるみ ショコラ&フランボワーズが振る舞われた。両者のコラボ展開には今後も注目したい。


敦賀まで延伸した北陸新幹線でアクセスしやすくなった福井県を訪れて、食や歴史といった魅力に触れるのもおすすめだ。


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