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タワマン居住階の「格差」に戦慄!口を開けば“マウント合戦”なママ友たちのリアルな生態が話題【作者に聞く】

  • 2024年3月24日
  • Walkerplus

タワーマンションを舞台に、住民間のさまざまな問題を生々しく描いたグラハム子(@gura_hamuco)さんの漫画「タワマンに住んで後悔してる」。九州から都内のタワマンに引っ越してきた渕上家は、中層26階に住む瀧本家、ニューヨーク帰りで高層42階に住む堀家と交流を深めるが、そんな3家族の虚栄と内情が次第に明らかになっていき…。今回、作者のグラハム子さんに話を伺った。


■「ママたちの会話や仕事と母業の葛藤、子どもの教育への悩みなどは自然に描けました」

本作は原作ベースのセミフィクションで、グラハム子さんは作画を担当。制作にあたってはほぼ原作通りに描いたそうだが、「主人公が子持ちの主婦で私と同じ立場で、原作者さんも『主婦の世界はグラハム子さんの方がわかると思うので…』とおっしゃってくれて、漫画ではより子持ち主婦っぽくなったと思います。ママたちの会話や仕事と母業の葛藤、子どもの教育への悩みなどは私の日常でもあるので、自然に情景が浮かんで描けました」と明かす。

主人公である渕上家は九州から都内へ引っ越してくるが、本作で語られた都内の子育て事情はグラハム子さんにとっても驚きだったそう。「私は東京に住んだことがないのですが、東京出身のママ友が何人かいて、その方たちにそれぞれお話を聞いたり。東京と地方って同じ日本なのに、結構価値観が違うんですよね。今回、新たな世界を知れました」と振り返った。

「憧れのタワマンは居住階によってヒエラルキーが存在した」という事実が物語の出発点となっているが、自分がその立場だったら絶望してしまいそうだ。グラハム子さんは「本当ですよね…せっかく買ったお家なのに。家に帰っても心が休まらないのは辛いです。でもその分、家以外の場所だったら『タワマンに住んでいる』という優越感が持てるのかもしれません。

私ももし知人が東京のタワマンに住んでいるなんて聞いたら、何階だろうが凄い!って思いますもん。例えヒエラルキーがあって多少辛くても、タワマンに住むことを選ぶ人が多くいるのはわかる気がします」と告白。タワマン内の人間関係でストレスがあっても、目線を変えれば些細なことなのかもしれない。



取材協力:グラハム子(@gura_hamuco)

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