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事件か!?「家に不審者がいる」見知らぬ小学生が泣きながら「ボク怖い」とSOS!【作者に聞く】

  • 2024年4月23日
  • Walkerplus

7歳差の男の子兄弟を育てながらワーママとして働いているヨカ(@yoka9003)さんは、仕事の帰り道で見ず知らずの男の子から「ボク怖いの」と助けを求められた。そのときの状況はというと、時刻は昼の2時半。場所は田んぼが広がるのどかな住宅地で、ほかに通行人なし。小学校低学年と思われる男子児童は、自転車で帰宅中のヨカさんをわざわざ呼び止め、勇気を出して助けを求めてきたのだ。一体、男の子の身に何が起こったのか?


ヨカさんが男の子に事情を聞くと、「家の駐車場に知らない車が停まってるの」という。詳しく聞くと、今日は家に誰もいないから「自分でカギ開けて入って」とお母さんに言われていたのに、帰宅すると誰もいないはずの家の駐車場に知らない車が停まっているのだという。「知らない人が家にいるのかも」と泣き出す男の子に「よし!おばちゃんが一緒に家まで行ったげるわ~」とヨカさんは、いざ男の子の家へと向かう。その結末は一体…!?

このエピソードは前編・後編に分けてInstagramにアップされたのだが、前編を読んだ一部の読者からは早くもDMでこの事件のオチについての正解が届いていたという。ヨカさん自身も一番に“それ”を疑っていたのだが、「たぶん“それ”を言ったところでこの男の子は納得しないだろう」「本当に不審者がいる可能性もゼロじゃない」と考え、家まで付き添ったのだとか。ヨカさんに、このエピソードについて詳しく話を聞いてみた。

――「怖いの」と声をかけてきた男の子は、全く面識のない子だったのでしょうか?たまにすれ違うとか、名前は知らないけれどあいさつを交わすことはあったとか…?

いいえ。全く面識のない子でした。初めて知らない子どもに助けを求められましたが、「子どもはこんなことでも不安になったり、怖いと感じるんだな」と改めて気づかされました。

――知らない大人に助けを求めるという行動も勇気がいりますよね。

そう思います。自分は困ってもひとりでなんとかしようとしたり、親が帰って来るまで外で待ってたりするタイプだったので、ちゃんと大人を頼って声を掛けてくれた勇気に感動しました。特にこの時の私はサンバイザーで鉄壁のUVカットを図っていたので、周りからは顔面が見えてなかったはず。よく声を掛けてくれたなぁ~と思います(それだけ人が通らなかったのか、声を掛けても相手にされなかったのか…)。

――男の子のために知らない家のインターホンを押されたそうですが、それも勇気がいりますよね?その時の心境を教えてください。

はい。ピンポンする直前になってドギマギしてきました。もし誰か出てきたら、なんて話を切り出そうか?と、頭の中でグルグル考えていました。そして誰もいないはずの家から人が出てきたとき、ビビりまくりました(汗)。

――最後に、漫画の作中で「遊びまいよ~」という方言が登場しますが、かわいいですね。どちらの言葉でしょうか?

ありがとうございます(笑)。語尾が「~まい」となるのは讃岐弁です。

事なきを得た男の子は「知らない大人を巻き込んだのに何ごともなくて怒られるかも…」とちょっとバツの悪そうな顔をしていたそうだが、ヨカさんは「そんなの全然気にしなくていいからね!!何かあったときのほうが困るんだからね‼️GW前に小学校で防犯訓練してたの知ってるよ。だから余計に怖くなったんだよね‼️」と力強くコメントしていた。そして「不安になったときは親でなくてもいい。しっかりと大人を頼ってほしい!状況に応じて対応できるのが大人なんだから!(テンパる時もあるけれど)」と締めくくった。現代の世の中ではいろいろ難しい面もあると思うが、自分の子ども、知り合いの子ども、そして「以外の子ども」まで気にかけることができる社会になればと願う。


取材協力:ヨカ(@yoka9003)

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