2021年4月の退職をきっかけに、X(旧Twitter)に漫画を投稿し始めたやぎ公(@yagi_kou_)さん。30年間勤めた職場での経験などをもとに描く「ネコ谷さんは会社員」は、ふつうの会社員・ネコ谷さんや、現代っ子の憎めない後輩・チュー尊寺君など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる、意外とリアルな会社員生活を描いた漫画として注目を浴びている。
今回は、体調不良明けの出来事を描いた漫画を紹介するとともに、作者のやぎ公さんに本作について話を伺った。
体調不良で数日休んでいたネコ谷さん。久しぶりに出社したら、職場の皆が不思議そうな顔をして寄ってきた。一体、ネコ谷さんに何があったのだろうか!?
作者のやぎ公さんに話を聞いた。
――本作は、実体験をもとに描かれたのでしょうか?
勤めていたとき、病気ではないのですが仕事が忙しくてしんどかった時期に、食事だけはキチンととっていて(早食いで)、顔つきがゲッソリしていなかったせいか「大丈夫?」などの声をかけてもらえなかったんです。心配されなかったので「やつれないとダメなのかな…」と、ふと切ない気持ちになったことを思い出して、アレンジして漫画のネタにしました。
――やぎ公さんは体調が悪いときに、(栄養をつけようと思って)食べたり飲んだりするものはありますか?
体調不良のときは、ヨーグルト、温めるだけのおかゆ、スポーツドリンク等々です。元気なときは週末に暴飲暴食しがちなので、具合の悪いときは体に優しいイメージの(消化のいい)ものを食べるようにしています。
――逆に、体調が回復したときに食べたくなるものはありますか?
ビール&餃子です(笑)!
Xに投稿した際には、「わかりみがすぎて…私もコロナで痩せたんですけど、顔が全然痩せなくて、むしろ浮腫んで丸々で」といった共感の声も上がっていた本作。皆さんも、体調不良だったり、疲れていたりするのに周囲に心配されなかった…といった切ない経験はあるだろうか?
取材協力:やぎ公(@yagi_kou_)