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「これだから若い子は…」説教と昔話が止まらない!50代上司とのセクハラ地獄の“サシ飲み”に「もう限界」【作者に聞く】

  • 2024年3月13日
  • Walkerplus

――新卒で入った会社で、まさか2社連続パワハラにあうなんて。憧れの業界に新卒入社し、胸躍らせてスタートした社会人生活。しかし、待っていたのは…壮絶なパワハラ地獄だった…。

自身のリアル体験談を漫画にして発信している尾持トモ(@o0omotitomo0o)さんの初の電子書籍「人生崩壊 会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました」が2024年1月30日にKADOKAWAから発売。ウォーカープラスでは、書籍の中から一部を抜粋して著者コメントと合わせてお届けする。

社内ぐるみのいじめ、罵声を浴びる日々…、苦手な人と無理矢理交際関係に。休職しても、適応障害になっても、つらい日常に終わりはない。嘘みたいだけど、嘘じゃない。リアル体験記。



――漫画内の描写によると、社内では「嫌田さん」の部下である男性二人が主導して嫌田さんと尾持さんの仲を取り持とうとしていたようですが、この二人について詳しく教えてください。

二人そろって、常に上の役職の人に”ごますりやヨイショ”をしていました。二人とも決して仕事をおろそかにしていたとかではないのですが、自分たちの仕事をうまいことほかの人に押し付けている印象でした(この会社ではごますりやヨイショで昇進するとか言われていたので…。それも処世術かもしれないですね)。

この二人に陥れられて辞めていった男性社員が何人かいました。言葉を選ばず言いますが、この二人は外面よく要領よい世渡り上手のいじめっ子たち…という感じです。

――平日は仕事帰りにデートをすることを強制されていたそうですが、休日にもコンタクトはありましたか。

休日は大量のLINEだけですみました。放置してしまうと本当に大量に来るので、ちょこちょこ返事しないといけないのがつらかったですが…。嫌田さんは休日もデートしたがっていましたが、そこは「親が怒るので…」とか「休日は家事が多くて…」とかで断れました。ただ、もし家を知られるようなことがあれば…家まで来ていたかも…と考えてしまいます。

――嫌田さんとのサシ飲みで一番印象的だった話題はなんですか?

嫌田さんが話す話題はほとんど私の知らないような2、30年前に流行っていたことばかりだったので、あまり印象が…。話題というか、私が話した好きなこと(アニメ、韓国アイドルなど…)をすべてダメダメと否定するのが本当に信じられませんでしたし。そちらの方が印象に残っています…。

この漫画に描いている以外も、私の話したことは大体何も受け入れませんし否定ばかりで、もし私のことが好きで無理やりデートに連れてきているのなら、何故相手が嫌がるような受け答えをするのかなと疑問でした。

――帰り際のセクハラ発言に悪寒が止まりませんでした。この時の心境を詳しく教えてください。

私も今思い出しても当時くらいの悪寒が蘇(よみがえ)ります…。申し訳ないのですが、気持ち悪いっていうのと、ただただ怖い…。 こちらの気持ちを無視して、苦手な人から一方的に大好きだと言われるのは本当に恐怖でした。



希望に満ちあふれていた新卒社会人が、過酷すぎる会社のパワハラで「人生が狂っていく」過程を描いた「人生崩壊 会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました」は現在好評発売中。

取材・文=濱田瑠奈

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