体調不良で病院へ行くのとは違い、歯科医院へ行くのは「まあいいか」とついつい後回しにしてしまう人も多いのでは。だが、長年歯の治療を野放しにしておくと大変なことに…。そんな自身の歯科治療体験を描いた、しゃけなかほい(@syake8989)さんの漫画「【虫歯・歯周病】7年ぶりに歯医者に行った話【親知らず抜歯】」が話題を集めている。本作を手掛けるしゃけなかほいさん本人に話を聞いた。
■「歯が痛くない方でも定期的に行った方がよいです」(しゃけなかほいさん)
本作を描いたきっかけについて、しゃけなかほいさんは「コロナ禍でマスク生活が長い中、テレビでオーラルケアの話題を見ることが多くあり、『もしかして、歯医者の定期検診行ってない人って多いのかな?』と思ったのがきっかけです。自分も虫歯で行く前は7年行ってなかったし、共感してもらえるものが描けるかなと思って描き始めました」と振り返る。
本作では治療を受けた際の様子が臨場感たっぷりに描かれているが、「漫画なのでオーバーリアクション気味に描いている部分もありますが、出来事はすべてノンフィクションです。いい大人が『歯医者怖くて来れませんでした!』と医者に向かって言って変な空気にしたのもノンフィクションです(笑)」と、紛れもない実体験であることを明かしてくれた。
自身も7年歯科医院へ行っていなかったしゃけなかほいさん。長らく行っていないという読者に伝えたいことを尋ねると、「いつもの歯磨きでは取れない汚れもあるので、歯が痛くない方でも定期的に行った方がよいです。私も前まではギリギリまで我慢してから行く派でしたが、もっと早く行けばよかったなと後悔しています。
治療も虫歯の進行具合ではとても時間がかかります。私のようにせっかくの旅行に治療中の歯が欠けた状態で行かないといけない状況にならないためにも早めの治療を!」と、自身の経験を踏まえてメッセージを送った。
取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)