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読者唖然!二度と会えない子どもへの涙…からの「予想を裏切るエンドww」「泣かされた直後にまさかの展開」【作者に聞く】

  • 2023年12月30日
  • Walkerplus

夜の公園のベンチにひとりぼっちで座り、嗚咽を漏らし泣いている女性がいた。手には幼い子どもの写真。「かわいいかわいいこうちゃん…もう二度と会えない…」と悲しみに暮れる女性は流れ星に願いを托す。「私のかわいいこうちゃんに、もう一度会わせて下さい!」と――!!すると女性の背後から「おかあさん」という声がし、“かわいいこうちゃん”がそこに立っていた!!この子どもの正体は…!?


本作品「星の子供」を描いたのはイイジマさん。歴史と実績のある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」の第79回で佳作を受賞した経歴を持つ。普段は子育てをしながら薬剤師としてパート勤務をしているワーママだ。今回紹介する「星の子供」は、2023年2月に「コミックBe(vol.112)」(ふゅーじょんぷろだくと)にて掲載された作品で、「思わず泣いてしまった直後にまさかの展開…!!」「予想を裏切るエンドwww」「予想の斜め上のオチなのに、心が温まる」「予想の斜め上を行きすぎるわw」と読者をトリコにした話題作だ。作者のイイジマさんに本作について話を聞いてみた。

――「星の子供」を描くに至ったきっかけについて教えてください。

この作品を描くきっかけとなったのは、子どもが生まれたことです。覚悟が足りないと言われそうですが、私にとって新生児の育児はものすごく辛かったんです。活動時間のほぼ100%を赤子に捧げていたら、「私は何のために生きているんだろう」と生き甲斐を見失ってしまいました。そこで、漫画を描いて自己実現欲求を満たそうと思ったのが描こうとしたきっかけなんです。

――考え抜かれた構想ですが、この構想も子どもさんが生まれたことが影響していますか?

はい。結果的に、描くきっかけを与えてくれたのも子どもで、ストーリーのネタを思いついたのも子どものおかげなんです。

――想像の斜め上をいくオチでしたが、オチは最初から考えられていたのでしょうか?

実は、このオチは後から思い付いたものなんです。なので、最初に考えてた話とノリがガラリと変わってしまいました(笑)。

――読者は完全にノックアウトされていましたね。突拍子もない設定なのに、オチに泣かされた人や、あまりの急ハンドルな展開に涙が引っ込んだ人も…!

そうなんです。私が想像していた以上に読者の皆さんのリアクションがよくて、感想を読んでこちらも笑わせてもらっています!

「星の子供」は、まるでジェットコースターに乗っているかのような展開が魅力の作品だ。読者からは、「衝撃すぎるラストに全部ひっくるめて泣いた」という感想もあれば、「途中まで泣いて読んでいたのに…」「下まつげを涙が濡らしたくらいのタイミングで涙が止まりました」という感想もあり、ラストに感動の涙が待っているのか涙が引っ込むのかは、読み手次第!!果たしてあなたはどっち派となるのだろうか…?

取材協力:イイジマ

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