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VIP客なら店員を怒鳴りつけても許される!?「私…もう限界です」店員の涙が止まらない…【作者に聞く】

  • 2023年10月17日
  • Walkerplus

アパレル業界に約10年いた体験をもとに「女社会の知られざる闇。」を漫画化しているゆき蔵(@yuki_zo_08)さん。身バレしないようにフェイクは入れているものの、エピソードのネタはすべて実話ベース。時代に反したパワハラ上司やクセ強な顧客などが毎回登場する。今回はVIP客によるクレームの話を紹介!


それは冬を前にして、大量の納品物で立て込んでいたときのこと。運び込まなければいけない荷物が開店後の午後便で届き、すでに台車で4箱運んできたものの、まだ台車で2往復分が残っていた。そのときの店舗は2人態勢。とりあえずフィッティングルームに運んできた荷物を隠し、残りの荷物を取りに行くようにゆき蔵は指示を出した。

そんな状況のときに限って、特別待遇しなければへそを曲げてしまうVIPの顧客が来店。沢ノ尻さまは店長以外に接客をされることを“屈辱”と感じる方だったため、通常は店長以外は接客しないようお達しが出ていた。しかしその日は店長がお休み。スタッフのキコちゃんがその旨を伝えるも「知ってます。でも今日商品が入荷すると聞いたので!」とツン。その後、2人にとって地獄の接客の幕があがった!!

ただでさえ冬物の納品物が到着して立て込んでいた店内。ある出来事を機に沢ノ尻さまは激怒し、何も購入されず帰られてしまった!一体2人は何をしでかしたのか…!?その出来事は、ここまで人を激怒させるほどのことなのだろうか…?ひたすら謝り続けたゆき蔵とキコちゃんだが、事件はそれだけでは終わらなかった。後日出勤してきた店長の耳には、沢ノ尻さまから告げ口の連絡が入っており、2人は罵倒されるのだが…。この出来事について、作者のゆき蔵さんに話を聞いてみた。

――沢ノ尻さまのようなお客さまは多かったのでしょうか?

はい。店長の顧客には購入額が桁違いに多いお客さまが多かったので、特別待遇(無茶な取寄せ、大量取置き等)を要求される方が多かったです。また、店員にはどんな無理難題を言ってもいい、通らなければ怒鳴りつけてもいい…など変に勘違いされている人も多かったです。沢ノ尻さまもその1人でした。

――ほかにクセ強なお客さまのエピソードがありましたら教えてください。

漫画にも描いてブログにアップしていますが、店員に親友のような関係を求めるお客様がいました。「ゆき蔵さんとなら楽しく働けそー!」と言って本当に求人に応募してきたり、私の住んでいる最寄駅に引っ越してこようとしたときには血の気が引きました。偶然を装って待ち伏せされたこともあります…ちなみに女性です。

ゆき蔵さんのブログ「ゆき蔵さんぽ。」には、「女社会の知られざる闇。」のほかにも、実話をベースに描いたエピソードが満載!華やかなアパレル業界の裏に渦巻く闇の部分を覗けるとあって人気だ。基本的に毎日20時30分、多いときは1日に2回(12時、20時30分)更新しているので、ぜひ読んでみて!

取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)

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