
海や車道など、危険なところで突発的に走り出してしまう子供を見て、思わず「ハッ」とした親は多いことだろう。そんなとき話題になるのが「子供用のハーネス」。これは、子供の胴体にベルト状のハーネスをつけ、リードを親が持つ「迷子紐」のことなのだが、何かと賛否の意見が分かれるグッズだ。このハーネスについて「命にはかえられない!」と描くのが、狸谷(@akatsuki405)さんの実録漫画『チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします』の「心臓に悪いはなし」だ。
■作者の鋭い日常描写の背景に迫る
作者の狸谷さんに話を聞くと「お財布からお金を出したり、キャッシュレス決済のための操作などでお会計時に保護者の方がどうしてもお子さんから目を離さざるを得ない瞬間がありまして…。その時に個人的に手を離されたお子さんの動向を目で追ってしまい、結果的によそ見して反応が遅くなってしまう場合がありますが何卒ご容赦ください(汗)」とコメント。
「手を繋いで行こう」と、スーパーに戻った子供。しかし、再びパパのところへダッシュするあたり、言われたことが“危険”だという認識はない様子。走り出す子供を止められない場合は「子供用ハーネスを検討して欲しい」と狸谷さん。ただ、リードを試着室に結びつけたまま子供を放置しておくなど、使い方が違う人を見かけることもあり、まだまだ賛否はありそうだ。
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取材協力:狸谷(@akatsuki405)