サイト内
ウェブ

IC系カードで駅の改札が通れないとクレーム!?原因が判明するも納得しない横柄なお客の態度に呆れる駅員…【作者に聞いた】

  • 2023年3月18日
  • Walkerplus

駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、Twitterやブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。ユニークな動物のキャラクターが多く登場し、駅員の日常が垣間見えるような作品ばかりだ。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる契約駅員さん」の中から第49話を紹介。著者のザバックさんに仕事でのクレーム対応などについても聞いてみた。


ある日、IC系カードで駅の改札が通れないという男性のお客さん。ペン助はそのお客さんのIC系カードの情報を確認すると、すぐに原因が判明。「地下鉄の入場情報が残ったままですね。出場処理しないと使えないんです」とお客さんに伝えると、「じゃあ処理してくれよ」とペン助に頼む。

地下鉄とは違う会社なので対応できないため、ペン助は「ここでは対応できません。地下鉄の係員に申告してきてください」と丁寧に伝える。すると、そのお客さんは「何だと!?同じ鉄道だろ!!それくらいここでできるだろうが!」と横柄な態度でクレームを言ってくる。

それを聞いたペン助は、心の中で『違う会社なんだよ…吉〇家の牛丼の支払いをす△家でできるかよ?理解してくれない人多いんだよな』と心の中でただ思うばかりであった。

地下鉄など複数の電車を利用する際は、同じIC系カードを使うと出場処理ができておらず、他の電車の改札が通れないことがあるようだ。その場合は、素直に対象の鉄道会社の係員に対応してもらった方がよいだろう。

本作以外にも、さまざまな駅員漫画を描いているザバックさん。仕事でのクレーム対応についてザバックさんに伺うと、「正直なところ、僕らに怒っても仕方ないんだよなぁと思います。共感していただける駅員さんも多いのではないでしょうか」と語る。

ザバックさんはこれまで複数の鉄道会社を経験している。鉄道会社特有のルールなどについて聞くと、「安全第一や時間厳守などは当たり前ですが、やはり漫画でも描いた『1時間半前に出勤』です。とある鉄道会社のルールで他の鉄道ではこうではありませんでしたが、さすがに早すぎだろと思いました(笑)」と話してくれた。

駅員経験が豊富なザバックさんの漫画は、どこか説得力がある作品が多い。SNSやブログでは他の作品も投稿されているので、気になればぜひ読んでみて!



取材協力:ザバック(@theback_blog)

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.