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横浜人形の家で「こけしの世界」展が6年ぶりに開催!展示販売やトークイベントも

  • 2022年12月21日
  • Walkerplus

横浜人形の家が2022年12月17日(土)から2023年3月12日(日)まで「こけしの世界」展(観覧料大人600円、小中学生300円)を開催。6年ぶりの開催となる本展でこけしの魅力が紹介される。

「こけしは古く、渋いものと思われがちですが、実は多彩で明るく楽しいものです。そしてどの時代の人が見ても『良い』と感じる、普遍的な魅力を備えていると思うのです。こけしの底知れぬ魅力をぜひご覧ください」という本イベントでは、東北6県で11系統に類型化されている伝統こけしの作り手(工人)を訪ね、各系統の伝統、風土、意匠、工人の人物像を描いた書籍『こけし図譜』の原画と、モチーフとなったこけしが中心に展示されている。

同書の著者で本展を監修した佐々木一澄氏セレクトの、館収蔵のこけしも展示する他、こけしの起源とも言われる江戸期の東北の郷土玩具や這子(ほうこ)、天倪(あまがつ)や、若手工人のこけしや、さまざまな木地玩具なども展示。販売予定の工人は、西山敏彦(土湯系)、鎌田孝志(弥治郎系)、鎌田美奈枝(弥治郎系)、鈴木敬(作並系)、平賀輝幸(作並系)、佐藤英裕(遠刈田系)、大沼秀顯(鳴子系)、煤孫盛造(南部系)、石川美祈子(津軽系)。1階ミュージアムショップでは、こけしの他、さまざまなオリジナルグッズも販売する。

■関連イベントその1~「こけしマーケット」
2023年2月18日(土)10時から16時まで3階イベントスペースにて、弥治郎系のこけし工人である高田稔雄、上田康友を迎えての販売会が開催。本展監修の佐々木一澄氏も中古のこけしや郷土玩具を販売する。入場は無料(別途入館料大人400円/小中学生200円が必要)。現役の工人と直接会うことのできる貴重な機会だ。

■関連イベントその2 ~軸原ヨウスケ×佐々木一澄トークイベント「こけしの今と未来についてのこと」
2023年3月5日(日)13時30分から15時まで4階あかいくつ劇場にて、こけしや民藝に対し多くの取材を重ねた見識と、伝統こけしへの深い愛情とまなざしを持つ軸原ヨウスケ氏と佐々木一澄氏がトークイベントを行い、今までそして、これからのこけしについての話をする。参加費は1000円(別途入館料が必要)で土産付き。定員は70名。事前申込制で公式サイトにて2023年2月5日(日)より受付を開始する。

■「こけしの世界展」展示概要
会期:2022年12月17日(土)~2023年3月12日(日)
時間:9:30~17:00(最終受付16:30)
休館日:毎週月曜日、年末年始の休館期間あり※1月9日(祝)は開館し1月10日(火)が振替休館日
会場:横浜人形の家2階多目的室
観覧料:大人(高校生以上)600円・小中学生300円※入館料(大人400円/小中学生200円)含む・未就学児は入館および観覧料無料、同時開催中の企画展観覧には追加料金が必要

担当者に話を聞いてみた。

「(今回の企画の狙いは?)こけしには『伝統工芸品/民芸品/お土産品』といった印象がありますが、そうした枠に収まり切らない魅力があります。本展ではこけしの持つ魅力をさまざまな方に感じていただきたいです」

「(今回の企画のイチオシは?)昭和10年頃から現在に至るまでのこけしの歴史を紹介します。現在活躍する工人のこけしをはじめ、その源流となった土人形、張り子なども一堂にご覧いただけます。さらには、当館で収蔵している約5000本のこけしの中から、佐々木一澄さんがセレクトしたこけし26点も展示いたします」

「(ユーザーへのメッセージは?)たくさんのこけしの中から、ぜひご自分のお気に入りの顔を1つ探してみてください!」

古くから人々を魅了してきたこけし。「こけし展」で、さまざまなこけしと触れ合いながら、奥深い魅力を再発見してみて。

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